ごきげんいかがですか。
むねやんです。
今回は、異動と投資の共通性についてのお話です。
先日、職場で後輩のAくんと出会いました。
ただAくんは何故か浮かない顔。
理由は、彼がこの4月から部署を異動していたからでした。
異動先は、今まで全く異なる業務なので不安なのでしょう。
大丈夫!君ならやっていけるよ。
いやー、めっちゃ憂鬱ですよ~。
えー何でよ?仕事全然こなせてるって聞いてるよ?
うーん、何ていうか、先行きが不透明で不安なんですよね。やっていけるのかなって?
分かるわ~。確かに未来が見えないって不安だよねー。でも1年もすればおおまかな流れが分かるから、そうしたら不安も解消されるって!
そ、そうですね。しばらくは遮二無二やるしかないですねー。
しばらくは大変だろうが、ガンバレ、若者よ!
話は変わりますが、サスペンス映画やドラマは好きですか?
私はホラーはあんまりですが、謎解き系のサスペンスは結構好きです。
ところで、この「サスペンス」ってどういう意味かご存知でしょうか?
日本大百科全書によると、以下のように解説されていました。
ラテン語suspensus(吊(つ)るすの意)が語源。気がかり、不安な状態をさし、小説、なかでも推理小説、冒険小説、恐怖小説などで、解決の糸口がつかめず読者をはらはらさせる緊張感の効果をいう。
引用元: 日本大百科全書
サスペンスはドキドキハラハラさせるという意味なのですが、もう少し掘り下げると「宙ぶらりんで不安定な状態」のことを指すようです。
つまり人は、先行きが不透明でどうなるのか分からない状態に強い不安を覚える生き物だということです。
後輩Aくんは、仕事もできて周囲からの評価も高いのですが、まだ新しい環境に慣れずに将来を見通せないサスペンスな状態であるためにストレスを感じているということなのでしょう。
そう考えれば、株式投資は常に不安との闘いです。
特に私がやっているバイ&ホールド戦略なんて、不安以外の何物でもありません。
なぜなら市場はいつも不安定で気まぐれであり、将来を見通すことなど誰にもできないからです。
そんなハッキリしないモヤモヤとしたものに大事なお金を投入するなんて、よほどのギャンブラーなのではないかと思うのは当然だと思います。
しかし、私はこれと言って特に自分の投資先に大きな不安を感じたことはありません。
それは私の投資先が米国株式市場だからです。
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日本株式市場はとにかく不安定です。
日本は超高齢化社会が進み、労働人口の減少によって経済が少しずつ弱まっています。
加えて、日本株式市場は基本的にネガティブに動きやすく、国内はもちろん海外(特に欧米)のマイナス影響を非常に強く受けがちです。
一方、米国株式市場はITバブル崩壊やリーマンショックなどの大暴落を経験しつつも、過去から現在までおおよそ右肩上がりに株価を伸ばし続けています。
それは、過去のデータから見ても明らかです。
未来を見通すことは誰にもできません。
ですからいくら長期分散投資が比較的初心者にもやりやすい投資方法だとは言え、流石に不安を完全に拭い去ることはできません。
ただ、私は非常に心配症な人間なのですが、そんな私でも株式のロングホールドを続けていけているのは、米国株式市場の底力を歴史とデータが裏付けてくれているからです。
投資は常にサスペンスな状態です。
チャンスにもなり、ピンチにもなり得ます。
その不安定さが、投資家に富をもたらす源泉なのですが、当然、精神的に辛いときもあります。
ただ米国株式市場は、他の投資先に比べて未来が明るいように思います。
そりゃあ新興国の台頭もありますし、他の投資先の方がリターンが高い可能性も十分ありますが、長期的に堅実なリターンを求めるならわたしはやはり米国株をオススメします。
今までが好調だったからこの先もそうなるとは限りませんが、少なくともデータを見る限りは将来的に安心できそうですので、私はこれから先も米国株に長期投資をしていこうと思ってます。
サスペンス映画は好きですが、リアル・ノンフィクション・サスペンスはご勘弁いただきたいですね。
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