むねろぐ

~米国株式・高配当再投資でまったりリッチ~

「個別株 VS ETF」リターン比較論争に終止符を打ってみた。

ご機嫌いかがですか。
むねやんです。
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今回はタイトルの件について、持論を展開していこうかと思います。

個別株とETFではどちらがよりリターンが大きいか?


結論から述べます。


「ETF」です。


正確には、ETFの方がトータルリターンで勝る可能性が高いです。


歴史的にもアクティブ投資がインデックス投資に勝つ可能性は少ない。

「目隠しをしたサルに、新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、銘柄を選んでも、専門家が注意深く選んだ銘柄とさほど変わらぬ運用成果を上げられる」


皆様もご存じ、株式投資家のバイブル『ウォール街のランダム・ウォーカー』(バートン・マルキール著)の一説ですね。

つまり、株式投資の専門家(プロ)がファンダメンタルズ分析やらテクニカル分析やらを駆使して株を探したところで、株式相場について何もわからないサルが運用したのとさして変わらないということです。

また著書では、調査した10年間のうちで市場平均(S&P500)を上回るパフォーマンスをあげたアクティブファンドは、10年の期間で見ると21%しかないとの結果を示しています。


株式投資の名著、チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』でも同様の結論が導き出されています。


つまり、株式投資の世界では、もう答えは見つかっているのです。


- アクティブ投資がインデックス投資に勝つことは難しい。
- もし一時的に市場平均を上回る結果が出たとしても、長期的に勝ち続けることは難しい。

この時点で、個別株運用の勝つ可能性は約20%です。


投資理論を駆使してみるが?

それでもまだ望みはあります。
ジェレミー・シーゲル氏が『株式投資の未来』で説きました、通称シーゲル投資理論です。
この本では、不人気で割安に置かれている高配当バリュー株を買い増しし、配当再投資を続けていけば市場をアウトパフォームできると説いています。


この理論にはむねやんもおおむね賛成ですし、私自身もETFの補完として個別株を少し購入しています。


ただし、どのようにバリュー株を揃えてリバランスをばっちり決めたとしても、


1株でも個別株を買った時点であなたはアクティブ投資家です。


シーゲル氏をまねしようが、バフェット氏をまねしようが、個別株に手を出した時点であなたの勝率は20%からスタートです。


それでもマーケットに勝てる自信がおありですか?

冷静に投資し続けられるか?

たとえ理論が完璧であっても、それを実践し続けられるかどうかはまた別問題です。

実際、バフェット理論やシーゲル理論に沿った投資をすると宣言しているブロガーさんにも、HOLDを崩したり、はたまた買い渋ったりと、方針転換をする人が結構見受けられます。

それも仕方ないことだと思います。
これだけ情報が飛び交う社会ですから、ささいなことで迷ったりすることもありますよ。人間ですから。
中には、バフェット太郎さんのように「鋼鉄の意志」で機械的に定期定額投資を続けられる人もいますが、こんな人は非常に稀です。

そもそもこういう機械的な投資が続けられる人は、ある程度の資産をお持ちでないと精神的に無理でしょう。
資産が少ない人は結果を早く求めがちですから、なおさら投資方針を貫徹する可能性は少なくなります。


あなたのまわりに、周囲に流されない鋼鉄の意志を持った方は何人いらっしゃいますか?

また、少々の損失ではびくともしないような資産をお持ちの方は何人いらっしゃいますか?
仮にそれぞれの確率を「10人に1人」=10%としますと、アクティブ運用投資家が市場平均に勝つ確率は、


20%×10%×10%=0.2% です。


あなたは自分がその0.2%に入っていると思われますか?

人間はそうそう合理的には動けません。
それは米国株式市場で勝ち続けているあなたが1番よくご存じのはずです。

もう一度結論


個別株よりETFの方がトータルリターンで勝る可能性が高い!


非常に乱暴な確率論を展開してしまいましたが、これが私の持論です。

ここまでくると、株式投資は経済学の領域というよりはむしろ心理学の領域のように思えます。

それでも個別株に挑みたい

その判断は合理的とは思いませんが、お気持ちはよく分かります。

  • ETFだけじゃあ退屈ですよね。
  • もっともっと株式のこと勉強したいですよね。
  • 暴落時にバーゲン株を一挙に買いあさりたいですよね。
  • 稲妻が走る瞬間に居合わせたいですよね。
  • 難しいことは分かっているけど、市場平均を出し抜きたいですよね。


それはもうチャレンジの世界です。理屈じゃあありません。
不合理結構じゃないですか。皆さんは日本市場をスルーして、マニアックな米国株の世界に足を踏み入れている猛者なわけですから、これをご覧の皆様の金融リテラシーは間違いなく日本国内で上位層に入っていると私は思います。
(根拠も実績もない自信ではありますが・・。)

その知識と好奇心と行動力、全てを使ってこの米国株投資を楽めれば、それでいいんじゃないでしょうか?
必ず結果を出さなければいけないプロ投資家さんやファンドマネージャーさんと決定的に違うところはそこです。
そのメリットをもっと活かしましょう。

一応、個別株とETFの特徴をまとめておきます。

  • 初心者はETF、中級者以上は個別株、または両方の運用がおすすめ。
  • ETFは少額で分散可能。個別株では一定の資産が必要
  • ETFではリバランスの必要なし。個別株はリバランスするためにポートフォリオ管理が必要。
  • ETFはゆっくりだが確実に資産を増やすのに向いている。でも退屈かも?チャレンジしたいなら個別株へ。
  • ETFは安く仕入れられない。大もうけも出来ない。でも堅実。
  • 面倒くさがり屋や自分の時間が欲しいひとはETF運用向き。
  • 個別株をしたいなら、精神力も鍛えよう。


ご武運をお祈りしております。


ETFでお金は増やしたいけど、手続きが面倒くさいという方はこんなのもありますよ。




Ate breve! Obrigado!