つみたてNISAオススメ商品紹介!最強ファンドランキング・ベスト3!

ご機嫌いかがですか。
むねやんです。

今回は、2018年から施行されます「つみたてNISA」(積立NISA)について、おすすめの商品(ファンド)ベスト3を独断で発表させていただきます。
(※2018年3月2日更新)

本記事を参考にされる皆様へ

・これらはむねやん個人の投資方針に基づいており、確実なリターンを保証するものではありませんのでご了承ください。

・むねやんは、おすすめする商品に関して特定の企業・団体・個人から利益はもらっておりません。あくまで私が心から良いと思った商品を紹介しております。

 

そもそも「つみたてNISA」って何?

まず初心者の方にむけて、つみたてNISAの概要について簡単にご説明させていただきます。
中級者以上の方は読みとばしていただいて結構です。

  • つみたてNISA口座で資産運用を行えば、通常課税される20%の税金が非課税となります。
  • 非課税枠は年間40万円×20年間。それを20年間に分けて投資できます。(最大800万円まで投資可能。)
  • 2018年1月から運用開始(口座開設は2017年10月からスタート。)
  • 現行NISAとの併用はできません。
  • 対象商品(ファンド、ETF)は、手数料を抑えた初心者向け141本が対象。

より詳しく知りたい人は、下記の金融庁HPのPDFを参考にしてみてください。
つみたてNISA:金融庁
 

また、NISAによる節税額や資産の複利計算は以下の記事を参考にして下さい。
www.munelog-america.com
 

むねやんの投資方針について

むねやんの米国株・投資方針については、以前、記事にも紹介した通りです。
www.munelog-america.com
 
これを、つみたてNISA用にざっくり言い換えると、次のようになります。

  • 投資方針の根幹として、筆者は米国株式市場への優良銘柄を投資が最も優れていると考えてます。
  • 個人的には、資本主義経済の中心である米国への一極集中で十分だと考えておりますが、それが不安だと思う人は欧米等の先進国に適度に分散させるのもありだと考えます。
  • さらに、先進国(米国・欧米)だけの投資が不安な人、もっと分散範囲を広げたい人は、全世界の株式市場に投資できるファンドを選択した方がよいと思います。
  • 大きな当たりを狙いたいのであれば、新興国に投資するのもありですが、大負けする可能性もあり初心者には難しいので、筆者ははおすすめしておりません。
  • 20年以上長期にわたって投資を続るのであれば、株式の方が債券より低リスクの可能性が高いので、株式以外の投資は不要と考えております。( 『株式投資の未来』ジェレミー・シーゲル著)
  • リターン期待値との兼ね合いもありますが、信託報酬(経費率)は低ければ低いほどよいと考えます。

つみたてNISA(積立NISA)おすすめファンド・ベスト3

上記の条件を踏まえたうえで、むねやんがおすすめする商品(ファンド)はこちらです。

 

つみたてNISA おすすめ商品1位

【楽天・全米株式インデックス・ファンド】

当初設定日 2017年9月29日
基準価格 9,963円
信託報酬 年0.16956%(税込)
買付手数料 なし
証券分類 米国株式-為替ヘッジ無し
投資形態 ファミリーファンド
ベンチマーク CRSP・USトータル・マーケット・インデックス
投資対象ファンド VTI
純資産総額 7,365百万円
分配金 年1回(7/15)
1年間リターン -(設定来7.3%)
標準偏差
運用会社 楽天投信投資顧問株式会社

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楽天が満を持して発表した米国株ブロガー垂涎のファンドです。

内容は楽天が米国ETFのVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)を買うだけのものですが、このVTIがとにかくスゴイ!
VTIは米国株式市場の99.5%を網羅しており、これ一本で大中小問わず米国株式市場のほとんどに投資することが出来るのETFです。

構成銘柄も、アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、ジョンソン&ジョンソン、エクソン・モービル、etc・・・・、と、超有名巨大企業が上位を占めています。
ベビーファンドは出来立ちなので少額ですが、マザーファンドの大きさたるやどうでしょう。
日本円にして約9兆円です。もう尋常じゃない額ですよね。

しかも、気になる信託報酬は0.16956%と激安です。

設定後の期間が少ないためリターン実績は乏しいですが、本家のVTIは設定来・年9%のリターンを誇る超優良ETFです。
年9%のリターンということは、約8年で資産が2倍になる計算になります。

米国株ブロガー界隈では、VTIは「最強の一手」との呼び声も高いです。
個人的には、これを超える優良ファンドは今のところないと考えてます。
といいますか、もうこれ1本だけでいいくらいです。

なお「投信ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー2017」では、設定間もないにも関わらず、初登場第3位を獲得しております。

信託報酬だけを見れば、後述するファンドの方が優れていますが、マザーファンドの規模と実績を鑑みると、まだまだこちらが最有力かなと考えました。
「アメリカがいつテロや核攻撃で崩壊するか不安でしょうがない」と考えている人以外は、上記ファンドをオススメします。

参考までに過去記事です。
www.munelog-america.com

なお、同じく米国株式市場に投資する【iFree S&P500インデックス】もあります。
信託報酬0.225%(税抜)と非常に低コストで、ベンチマークもS&P500インデックスという非常に優れた商品(ファンド)なのですが、如何せん純資産額が小さめなので、いまは様子見です。
今後の成長に期待です!

つみたてNISA おすすめ商品2位

【eMAXIS Slim 先進国株式インデックス】

当初設定日 2017年2月27日
基準価格 10,874円
信託報酬 年0. 11826%(税込)
買付手数料 なし
証券分類 先進国株式-為替ヘッジ無し
投資形態 ファミリーファンド
ベンチマーク MSCIコクサイ・インデックス
純資産総額 6,444百万円
分配金 年1回(4/25)
1年間リターン 年7.02%
標準偏差
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社

 

三菱UFJ国際投信株式会社が販売している投資ファンドです。
今、投信ブロガー界隈では最も注目されている銘柄と言っていいでしょう。

注目すべきは、信託報酬の低さ。
なんと驚きの0.11826%です。

【eMAXIS Slim 先進国株式インデックス】はそもそも設定時から強力な低コストファンドとして登場しており、「常に業界最低水準の信託報酬めざす。」という思い切った特性を持たせています。
これは「他社からより信託報酬のより低い商品が出てきた場合は、その水準に合わせて引き下げる。」という意味でもあります。
他社からすれば強烈な宣戦布告であり、脅威以外の何物でもないでしょう。

設定来、そういった戦略が好感を得て徐々に純資産額を増やしてきましたが、2018年1月30日から信託報酬を40%以上コスト下げて他社ファンドを引き離すという大胆な戦略をとり、投資家及び投信ブロガーの注目と期待を一挙に集めることに成功しました。
現段階においては、先進国対象ファンドにおいて一強状態と言って過言ではないでしょう。

組入地域はアメリカやヨーロッパを始めとした先進国に広く投資されており、米国一極投資に不安がある人はこちらがおすすめです。

比較的若いファンドですが、純資産額も順調に伸びておりますし、マザーファンドの資産額も十二分にありますので心配はなさそうです。

主な投資先地域はアメリカが65%と過半数を占め、イギリス7%、フランス、カナダ、ドイツがそれぞれ4%前後、他にカナダやスイス、オーストラリア等に数%投資されています。

「投信ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー2017」においてはトップ10入りを逃していますが、これは信託報酬大幅引き下げの報が投票締め切りに間に合わなかったためです。
来年のファンドオブザイヤーには、間違いなく、上位に食い込んでくることでしょう。
信託報酬業界最安を宣言しているこのファンド、将来性を鑑みても投資して間違いのないオススメの1本です。

ただし間違えて【eMAXIS先進国株式インデックス】を買わないように気を付けてくださいね。



なお先進国ファンドには【EXE-iつみたて 先進国株式ファンド】があり、信託報酬実質0.1155%と業界最安なのですがベンチマークが異なっており、また資産増加率もそこそこなので購入するなら【eMAXIS Slim 先進国株式インデックス】をおすすめします。
 

つみたてNISA おすすめ商品3位

【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】

当初設定日 2017年9月29日
基準価格 9,816円
信託報酬 年0.2396%(税込)
買付手数料 なし
証券分類 先進国・新興国株式(広域)-為替ヘッジ無し
投資形態 ファミリーファンド
ベンチマーク FTSEグローバル・オールキャップ
投資対象ファンド VT
純資産総額 4,666百万円
分配金 年1回(7/15)
3年間リターン -(設定来6.4%)
標準偏差
運用会社 楽天投信投資顧問株式会社

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これも楽天が満を持して発表したファンドです。

このファンドが登場して嬉しいのは、米国株投資家より、むしろインデックス投資家の皆さんではないでしょうか。

というのも、この投資対象ETFであるVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)は、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」2012~2013まで1位を受賞し、それ以降もずっとベスト3に選ばれているファンドだからです。
そして「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2017」では初登場にして見事グランプリを獲得している、業界期待と注目の1本です。

そしてこのVTが凄いのは、このETF1本で「世界47か国、約8000銘柄」の株式に投資できるというものということです。
これは、全世界の市場時価総額の98%以上をカバーしていることになります。

純資産額も日本円にして約1兆円と、VTIには譲るものの十分すぎる規模です。

主な投資先地域は、アメリカ53%、欧州25%、太平洋地域14%、新興国+中東8%、といったところです。
投資配分はやはり各地域の株式市場規模と比例していますが、それでも全世界に投資できているのは精神的に楽ともとれます。

それでいて信託報酬は年0.2396%と、全世界系ファンドの中では最安クラスです。

現在は設定から期間が短いためベンチマークとの乖離が目立ちますが、それも徐々に改善されていますので、そのうち収束すると思われます。

本家VTの3年間リターンは年5.9%程度と上記2ファンドに比べればやや少ない印象ですが、今後新興国が目覚ましい発展をする可能性もありますし、リターンを上回る可能性もあります。
枕を高く安心して毎日眠りたい方はこちらをおすすめです。
 

総評

いかがだったでしょうか?

あくまでむねやんの独断と偏見が混じったベスト3でしたが、まあ当たらずとも遠からずといった感じではないでしょうか?(多分・・)

銀行さんや投資信託会社さんでは、上記のような商品はおすすめされない可能性があります
なぜなら上記商品は、信託報酬がどれも非常に低い上に売買手数料も少ないので、銀行さんや投資信託会社さんは儲けにならないからです。
だから「NISAおすすめ商品のチラシに載ってなかったよー」という方も不安にならないでくださいね。

 

月々3万3千円前後の積み立てということで、私ならば楽天・全米株式インデックス・ファンドに集中投資すると思いますが、不安でしたら2位、3位のファンドに投資したり、また1万円ずつとかに分けて投資するのもいいかもしれませんね。
1位から3位に下るにつれてより分散された商品になっておりますから、より低リスクを選ぶなら3位、リスクをとってリターンを狙うなら1位、その中間なら2位、といった捉え方をしてもよいかもしれません。
 

またこれを機に、他の商品(ファンド)を研究するのも良いと思いますよー。
世間のつみたてNISAの認知率は約20%らしいですが、これがどんどん一般的に普及していって、ゆくゆくは金融リテラシーの高い国になったらいいですね。

Ate breve! Obrigado!

 

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