ごきげんいかがですか。
むねやんです。

 

今回は、芸能人や著名人が仮想通貨をTVや雑誌でバンバン勧めてくる理由を考えてみようと思います。

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たむらけんじさんと江川達也先生のある日のやりとり

ある時『ビーバップハイヒール』と言うテレビを見ていた時のことです。
その回は仮想通貨がテーマでしたが、普段は得意のすべり芸(?)で笑いを誘うたむらけんじさんがやたらと仮想通貨について熱く熱く語っていました。

たむら
「(仮想通貨を買うのは)全然、簡単ですよ!」

「(仮想通貨を勧める)その人はメチャメチャいい人!」

「お前ら(買わずに)「夢あるな~」で終わるんか!

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出典:関西テレビ『ビーバップハイヒール』

もうその必死感たるや。
「あ・・この人、絶対に仮想通貨買ってはるわあ・・。」
っていうのがミエミエのセールストークでして、番組中、とにかく仮想通貨を買え買えと連呼していました。
あえてそれを芸としてやってたのかもしれませんが、とにかく必死だったことが印象的でした。

実際、たむらけんじさんは取引所5つを開設済と発言しており、ネムラーでありリップラーであるようでした。

だからなのか番組内のVTRでも、たむらけんじさん役の俳優さんがネムとリップルを押していました。
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番組中のたむらけんじ役の俳優さん。

 

そして、それに対する江川先生の指摘が非常に適格で印象的でした。
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江川
「たむけんがすごく勧めるのは、自分のために(みんなに)勧めてるんですよね。」

たむら
「いやいや!(仮想通貨に対して)みなさんが心配になられることはごもっともやと思います。
じゃあそこで止まっとくのかって話です。
物事をするには絶対リスクを背負わないとダメなんですよ。
そのリスクでいくと、今はまだ小さいと思ってます。
リスクとリターンでいくとね。
この割合でいくとリターンがかなり大きいんで。」

江川
「何でみんなに勧めるの?」

たむら
「・・・・・」

「み、みんなに幸せになってほしいから・・。」

(スタジオ爆笑)

江川
「違うでしょ!(笑)
自分が儲かるからでしょ。」

「自分(の資産)が安定するために皆(の資金)を入れたいんでしょ!」

さすがは江川先生、的確なツッコミでございますwww

ビットコインはボラティリティが超高い

仮想通貨のボラティリティの高さは、皆様ご存じのとおりです。
上がり幅も大きければ下がり幅も大きい、まさにジェットコースターのような乱高下です。

【ビットコイン】チャート
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出典:bitflyer

 

ね?高ボラティリティでしょ?
え?わかりにくいですか?

では、アメリカ株式市場の主要指数である【S&P500】と比べてみましょう。

 

【S&P500】のみ
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出典:Morning Star

【S&P500】vs【ビットコイン】
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せ、先生!【S&P500】が息をしていません!www

 

とまあ、このように激しい乱高下がビットコインをはじめとする仮想通貨の特徴です。

仮想通貨はどうしてボラティティが高いのか?

仮想通貨のボラティティが高いのは何故なのでしょう?

色々と理由はあるとは思いますが、その大きな理由のひとつが「市場規模が小さい」ということです。

日本株式市場の規模は約600兆円。
世界全体の株式市場を合わせると、約8000兆円にもなります。

一方で、仮想通貨の市場規模は世界全体でも約17兆円です。(2017年8月、番組調べ)
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市場規模が大きいとは、一部の人たちの資金の出し入れが与える市場全体への影響力が非常に大きいということです。

仮に何人かが100億円の株式資産を一気に売った場合、株式市場全体に与える影響は約0.00125%です。
一方、100億円の仮想通貨を一気に売った場合、仮想通貨市場全体に与える影響は約0.588%になります。
その差は約470倍!

一部の人たちの売買によってチャートが大きく上下動し、その動きに釣られて更に別の人たちが売買をすることで激しい上下動が更に加速していきます。
また、特定の管理者がいないことが裏目にもなり、ストップ安などの規制がないことも要因になっています。
これが、仮想通貨が高ボラティリティであることのひとつの理由です。
(仮想通貨FXならロスカットなどのシステムもあります。)

 

テレビを見ると非常にたくさんの芸能人が仮想通貨をゴリ押ししているように思います。
なぜ彼らがそんなふうに仮想通貨を勧めるのかと言うと、たくさんの人がもっと仮想通貨にお金を入れてもらったほうが市場全体の資産がの額が大きくなりボラティリティが安定するからです。
また仮想通貨自体の価値も上がっていくので、なるべくたくさんの人を市場に巻き込みたいのではないかと推測しています。

ビットコインの資産のほとんどが一部の人に牛耳られている。

クレディ・スイスによると、ビットコインの97%は4%の人々によって保持されているそうです。

 

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ワーオ!富の集中っぷりがすごいですね。

もしかして、我々はビットコイン市場の約3%程度を必死に買ったり売ったりしているのでしょうか?
だとしたら何だかちょっと空しくなってきますね。

 

まあそれはさておき。
ビットコインの世界においては、ホルダーズと呼ばれる人々が資産のほとんどを保有し続けているようです。
よってビットコインは極めて一部に集中していると言えます。

ということはですよ、「少数のプレーヤーがビットコイン市場全体に巨大な影響を与えることが可能だということだ。」ということでもあります。
何だかちょっと怖いですよね。
ホルダーズがあるとき急にビットコインを投げ売りしたら、市場価格はどうなっちゃうんでしょうね?

ビットコインではなく、ネムやリップルを勧めてくる理由

こういう事態を回避させるにはどうればいいのか?

それは、先に仮想通貨をホールドしておいて、後であるべく多くの人々を市場に誘い掛ければいいわけです。
そうすれば、市場規模も大きくなりますし、先に仮想通貨を持っている人であればあるほどリターンも大きくなります。
何だか、ねずみ講システムに似てるような・・・?いや気のせいですかね?

しかしビットコインは上記の通り、すでにホルダーズが市場の利益を掌握しています。
ならば、まだ未開拓でマイナーなコイン(いわゆる草コイン)を先に保有しておいて、後で「みんなやってるよ!今がねらい目だよ!億万長者になれるよ!」と宣伝して後続参加者を増やせば、今度は自分たちがホルダーズになることができるわけです。
これが、ネムやリップルのような草コインを勧めてくる理由なのかなと推察しています。

 

ネムやリップルが昨年12月くらいから急騰しましたが、これは単なる偶然なのでしょうか?
それで大儲けできた人は流石だと思いますが、もしかしたら裏でもっともっと儲かって大笑いしてる人たちがいるかもしれませんよ。
何だか他人に利用されてるみたいで、心情的にちょっと嫌ですかね、私は・・。

 

余談ですが、ICO詐欺にも気をつけてくださいね。

そういうむねやんも株式投資を勧めていますが?

まあ、そういう私もブログを通して株式投資をお勧めしているんですけどね〜。
でも株式市場の規模は8000兆円もありますし、FXや仮想通貨と違ってプラスサムゲームですから、ご新規さんが増えても減っても私にこれといったメリットもなければ、デメリットもありません。

優良情報を共有してもお互い競合しないのが、株式投資の良いところでもあります。

総評

いかがだったでしょうか。

たむらけんじさんら芸能人や著名人が仮想通貨を大々的に宣伝して投資を勧めているのは、みんなの資金が流入することによって仮想通貨の価値も上がり、また市場価格も安定化しやすくなることを狙ってのことだと推測しています。

 

実際、仮想通貨を推薦する人たちが全員が仮想通貨の安定化のために呼びかけをしているわけでないでしょう。
しかしたくさんの人が仮想通貨にお金を入れることによって市場が安定し既存のコインナーに多くの利益をもたらすことは事実です。

「大きく儲かりますよ!今ならまだ間に合いますよ!」
って大きく宣伝してる人も見かけますが、それはもう既に仮想通貨を持っている自分が一番儲かりたいからでは?と勘ぐってしまうのは私が性悪だからなのかもしれません。
いや、あれですよ、みんながそうだとは言ってませんよ。
でもそういう人も中にはいるってことです。
特に、メディアを通して大々的に宣伝している人なんかは怪しいと思ってしまいますね。
承認欲求の意味もあるのかもしれませんが、メディアを使ってまでアピールする理由もないですし。
一説によれば、たむけんさんはただの一兵卒で、実は黒幕がいるとかいないとか?そんな話すらあるようですよ。(真偽不明)

 

私は、仮想通貨の未来は非常に明るいものだと思いますし、将来的に既存の通貨に変わって世界経済を動かす存在になる可能性があると思います。
しかしテレビを見ていろいろな芸能人が仮想通貨をごり押しすればするほど、なんだか騙そうとしているような気がして気が引けてしまいます。
(↑どんだけネガティブなんだよ!)

 

あとですね、仮想通貨市場が拡大したとしても、今自分が持っているコインがこの先も通用するとは限らないのかな、と思います。
ここ最近、色々な企業やファンドが自前の仮想通貨の発行を始めています。
つまり今後、あらゆる通貨同士の熾烈な競争が始まるということです。
今、ネムやリップルが仮に狙い目であったとしても、この先も生き残るかどうかは分かりません。
もしアマゾンやグーグルのような巨大企業が参入してくることがあれば、既存の通貨はどんどん駆逐されていくかもしれませんよ。
やっぱり巨大企業がバックについつくれてた方が、消費者は安心すると思うんですよね。

 

ビットコインは過去5年で470倍(2017年8月番組調べ)も資産価値を増やしているそうですし、億り人もたくさん出現されているとのこと。
非常にうらやましい限りです。

ただ、私は投資歴10年少しになりますが、ITバブルの時も中国バブルの時も
「今このタイミングで○○を買わないなんて馬鹿じゃないの?」
って、テレビや雑誌でみんな言ってましたね。
しかし結局、どのバブルも最後にははじけてなくなり、市場は大混乱に陥りました。
そしてITバブルや、中国バブル、バイオ株バブルの時に投資していたほとんどの人たちは、今はすっかり沈黙してどこにいるのか分かりません。
今回もビットコインバブルとか言う名前で、過去の歴史が繰り返されるような気がしてならないんですよね。
何の根拠もない、単なる予感でしかありませんけれど、、。

 

やっぱり実態のないイチ貨幣に投機するのは怖いので、私個人はコツコツと株式投資を通じで資産を増やしていこうと思います。

 

最後に「どうして仮想通貨を進めるのか」と言う問いに対するたむけんさんの回答をもう一度、書いておきます。

「みんなに、幸せになって欲しいから・・」

本当にこうなってくれたらいいですね。
コインナーも株式投資家も、みんながうまく資産を増やして幸せになれることを心から祈ってます!

Ate breve! Obrigado!

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