ごきげんいかがですか。
むねやんです。
ここ最近、米国株投資家にとって魅力的な投資信託商品がどんどんと発表されていますね。
なかでもひときわ注目されている「楽天・バンガード・ファンド」シリーズですが、2018年1月10日から何と米国株投資家待望の【楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド】(別名:楽天・バンガード・ファンド(米国高配当株式))が新規設定されます。
【楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド】は、アメリカバンガード社の優良ETFである「バンガード・米国高配当株式ETF」【VYM】を購入する投資信託です。
はやく【VYM】に投資できるファンドができないかなーと期待していましたが、予想していたよりも早く楽天×バンガードさんが商品化して下さいました。
これで投資信託業界に、【VT】【VTI】【VWO】【VYM】という「バンガード優良ファンド・四天王」が結集したこととなり、米国株投資家としてもシーゲル派としても非常に嬉しい限りです。
まだ「つみたてNISA」には対象登録されてませんが、この勢いならばラインナップされる日も近いかもしれませんよ。
情報提供は、アウターガイさんです。
いつもありがとうございます!
楽天投信投資顧問がVYM(米国高配当株式)相当の超低コストインデックスファンドを新規設定
ファンド情報

【楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド】
| 当初設定日 | 2018年1月10日(予定) |
| 基準価格 | - |
| 信託報酬 | 年0.2096%(税込) |
| 買付手数料 | なし |
| 証券分類 | 米国株式-為替ヘッジ無し |
| 投資形態 | ファミリーファンド |
| ベンチマーク | FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス |
| 投資対象ファンド | VYM |
| 純資産総額 | ー |
| 分配金 | 年1回(7/15) |
| 1年間リターン | - |
| 標準偏差 | - |
| 委託会社 | 楽天投信投資顧問株式会社 |
| 取扱金融機関 | 楽天証券 |

ファンド情報が不明なため、以下は【VYM】の情報を参考にして下さい。
| 名称 | バンガード・米国高配当株式ETFインデックス |
| ベンチマーク | FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス |
| 構成株式銘柄数 | 402 |
| 純資産総額 | 194.86億米ドル |
| 株価 | 85.33ドル |
| 経費率 | 0.08% |
| 配当利回り | 2.82% |
| PER | 20.5 |
| PBR | 2.8 |
| 出来高 | 911,530 |
| 売買回転率 | 7.3% |
| 1年トータルリターン | 15.92% |
| 3年トータルリターン | 10.41% |
| 5年トータルリターン | 14.75% |


S&P500比較チャート

楽天バンガード信託報酬まとめ
あらためて、楽天バンガード・四天王の信託報酬率をまとめてみます。
| ファンド 名 | 投資対象 | ETF経費率 | ファンド信託報酬 |
| 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | VT | 0.11% | 0.2396% |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | VTI | 0.04% | 0.1696% |
| 楽天・新興国株式インデックス・ファンド | VWO | 0.14% | 0.2696% |
| 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド | VYM | 0.08% | 0.2096% |
どのファンドも非常に魅力的ですね。
今回の「楽天VYM」の信託報酬も非常に低コストに仕上げてきており、投資家としては嬉しい限りです。
経費率だけなら米国ETFに劣るものの、高配当ファンドの【SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン】信託報酬が0.594%だという事実に比べれば、今回の「楽天VYM」の信託報酬は激安と言っていいでしょう。
またETFを特定口座で購入すれば米国と日本の二重課税が配当に発生しますが、このファンドでは国内配当課税がされないまま自動再投資が行われますので、再投資と外国税額控除の確定申告の手間を鑑みれば、0.2096%の信託報酬は悪くないと考えます。
(無論、売却時の利益には国内課税がされますよ。)
総評
いかがでしたでしょうか。
上記の通り、高配当を低コストで自動再投資する【楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド】は、S&P500をアウトパフォームする可能性を秘めた優良ファンドであると考えています。
ただデメリットとしては、配当金がキャッシュとして手元に戻ることなく再投資されてしまうことでしょうか。
自動再投資はメリットでもあるのですが、売却しないと現金化できないのであれば「楽天VTI」でもよいのかな、と思います。
結局、インデックスファンドはキャピタルゲイン狙いってことなので、インカムゲインも狙っていきたいのであれば本家【VYM】の購入をお勧めします。
まあ、むねやんは今後も本家のアメリカETFを購入する予定ですし、「楽天・バンガード・ファンド」シリーズも設定後しばらくはベンチマークとの乖離が激しいので、その辺が落ち着くまでしばらくは様子見をさせていただこうかと思います。
「楽天VIG」や「楽天VHT」なんかも早く登場してくれたら嬉しいですね。
Ate breve! Obrigado!
よろしければこちらの記事もどうぞ↓
www.munelog-america.com
www.munelog-america.com





