
ごきげんいかがですか。
むねやんです。
今回はNISA口座変更の手続きと注意点についてのお話です。
ロールオーバーについても少し触れています。
楽天証券口座開設完了
先日、楽天証券の口座開設が完了しました。
狙いはもちろん、楽天経済圏への参入です!
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私はも10年以上SBI証券ユーザーでしたが、先日の楽天グループの怒涛の連続コンボに降参し、来年のつみたてNISA口座は楽天証券へと切り替えることにしました。

SBI証券の対抗策を待ちましたが、もうタイムリミットです。

SBI証券のiDeCoセレクトプラン設定はお見事だったけど、劣勢を巻き返す程ではなかったな。
NISA口座変更の手続き
2018年10月からSBI証券 → 楽天証券NISA口座の変更手続きを始めました。
今回はその際の手続きの大まかな流れと注意点を、私の場合を例として説明したいと思います。
NISA口座の変更は可能。移管は不可能。
証券口座の変更=移管と思われがちですが、証券口座の移管と変更は違う手続きになります。
移管とは、預けていた資産を投資家に戻すことなく、他の証券会社に預け替えをすることです。
そしてNISA口座に関して言えば、他の証券口座に移管することはできません。
制度上、NISA口座間で移管することはできません。
現在その商品を保有されている金融機関のNISA口座にて、そのまま保有、売却していただくことになります。
ただし、NISA口座から一般口座に払出しされた商品は、他の金融機関の一般口座へ移管することができます。(その場合、NISA制度の対象とはなりません。)
楽天証券 よくあるご質問
ただし、NISA口座は各年毎に設定されるため、年ごとに口座を変更することは可能です。
ですので、私の場合はこれまでのNISA口座はSBI証券に残しておき、来年のNISA口座から楽天証券に変更することになります。
NISA口座を2つ持っている状態になりますね。
非課税管理勘定廃止通知書を取得
楽天証券NISA口座を設定するためには、当然、楽天証券を開設します。
加えて、SBI証券から「非課税管理勘定廃止通知書」をもらって、楽天証券NISA口座開設申請書と合わせて提出する必要があります。
つまりまず、SBI証券に手続きの連絡をする必要があります。
②「金融商品取引業者等変更届出書」がSBI証券から送られてきます。
③記入して返送します。
④「非課税管理勘定廃止通知書」がSBI証券から届きます。
なお移管元NISA口座を廃止する場合「非課税口座廃止通知書」を代わって準備しても良いです。
ただしこの場合、移管元NISA口座内の資産は課税口座へ移されてしまいます。
非課税管理勘定廃止通知書と合わせて非課税口座開設届出書を提出
次に「非課税管理勘定廃止通知書」と合わせて、NISA口座開設書類を楽天証券に送ります。
⑥楽天証券から「非課税口座開設届出書」が送られてきます。
⑦SBI証券から送られてきた「非課税管理勘定廃止通知書」と記入した「非課税口座開設届出書」、マイナンバー等の「本人証明書類」を合わせて楽天証券に送付します。
⑧楽天証券からNISA口座開設完了のお知らせが届きます。
以上で、来年からの楽天証券NISA口座の開設・変更手続きは完了です。
NISA口座変更に伴う注意点
変更手続きの受付時期がある
変更手続きには受付可能期間があります。
受付期間:本年9月まで
※本年中にNISA口座を利用していない場合に限り有効。
<来年分からNISA口座を変更したい場合>
受付期間:本年10~来年9月まで
来年に入ってかから手続きをしても良いですが、上記のとおり変更前に元のNISA口座をうっかり利用してしまうと同年内のNISA口座変更ができなくなります。
翌年1月から新しいNISA口座を利用したいなら、なるべく早めに変更手続きを済ませましょう。
NISA口座開設には時間がかかる
NISA口座開設には時間がかかります。
書類に不備がなかったとして、おおよそ2週間~3週間ほどかかると言われています。
私の場合ですと、証券口座は書類受理後1〜2日で開設されましたが、NISA口座開設はそれから更に2週間ほどかかりました。
非課税管理勘定廃止通知書の申請・送付期間を含めれば、もっと時間はかかりますね。
翌年1月から新しいNISA口座を利用したいなら、書類不備の返送リスクも考慮し、なるべく今年の11月末までには変更手続きを済ませた方が無難でしょう。
変更前口座のロールオーバーは?
結論から申しますと、以前利用していた金融機関でのNISA口座を新しい金融機関にロールオーバーすることはできません。
私の場合ですと、今年までの一般NISA口座はそのままSBI証券にて保管されますが、5年後のロールオーバーの時期に楽天証券へロールオーバーすることはできません。
よってロールオーバーをしたい場合、ロールオーバーの年のNISA口座をSBI証券に変更する必要があります。
ちょっと面倒ですね。
金融機関によって取り扱いが違うかもしれませんので、詳細はご自身が契約している金融機関にお問い合わせ下さい。
所感
いかがでしたか?
NISA口座の金融機関変更に関して簡単に解説させていただきました。
変更手続き自体は簡単ですが、一度変更元の金融機関に「非課税管理勘定廃止通知書」をもらわなくてはいけないのが特徴的ですね。
また私の場合、一般NISAを利用していたので、5年後にまた口座変更手続きをしなくてはいけないのがちょっと面倒です。
そんな手間を差し引いてもなお、まだ楽天経済圏の魅力の方が今のところ勝っていますので、来年のポイント利用先も考えながら来年の資産運用も頑張っていきたいと思います。

いやー、お金を増やすのって、本当に手間がかかりますね。

これのどこが”不労所得”なんだ、って感じだな。
まとめ
- NISA口座は単年ごとに金融機関の変更が可能
- NISA口座開設には時間がかかるので、お急ぎならお早めに
- ロールオーバーの際の手続きには要注意
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