ごきげんいかがですか。
むねやんです。

本日は、学資保険についてのお話です。

なぜ学資保険の加入率は高いの?

日本人は保険加入率が非常に高い民族だと言われています。

なかでも特に人気なのが学資保険です。

まあ学資保険は貯蓄型保険の代表格ですし、満期まで払い込めば元本以上の返戻が見込まれますから、貯蓄好きの日本人には相性の良い保険商品だと思います。
アヤしい投資信託に比べれば、決して悪い商品ではありません。

しかし、私は学資保険には加入していませんし、これからも契約をするつもりはありません。

その理由は、主に3つあります。

事実上、中途解約ができない。

学資保険は、事実上、中途解約ができません。

いや、できるはできるのです。
ただ中途解約による解約返戻率が低く設定されているため、払込期間満了までに解約すると元本割れすることが多いのです。
もともと貯蓄目的で利用しているだけに、中途解約をする人はほとんどいません。
元本割れせずに解約する方法もあるにはあるのですが、その条件は非常に厳しいです。

でもこれって、金融商品としては非常に不利ですよね?

考えてもみて下さい。
仮に0歳から18歳まで払い込み期間を設定したとして、その間の18年間はお金を引き出すことができません。
18年間もの長い間、自分の口座を凍結されるというのは非常に大きなデメリットではないでしょうか。
それなら、円建ての3年定期や5年定期で資産を回した方が、急な出費にもフレキシブルに対応できますし、ストレスも少なくてすみます。

確かに最終的な返戻率は定期預金よりも学資保険の方が(今のところ)高いです。
ただそのリターン差が、18年間も資産凍結されるというデメリットを埋めて余りある程のものになるのか・・・??と言われれば疑問です。

因みに、「途中で祝い金も出ます!」という触れ込みもありますが、あれって元々どこから出たお金かご存知ですか?
保険会社が払ってくれるのであれば嬉しいですが、元々は自分の学資保険の原資を崩して支払われます。
要は自分の貯めたお金が自分の手元に返ってくるだけの話です。
「祝い金」なんて名前が付いてるのでお得に感じるかもしれませんが、もともと自分のお金です。
ただの一部金引き出しですので騙されないようにしてくださいね。

リターンが低い

学資保険の利率ってどれくらいなのでしょう?

会社に出入りしているセールスレディに質問してみたところ、
「ハイ!予定利率は年約1%!払い込み満期後(払い込み期間18年)の返戻率は約104%になります!」
と元気な答えが返ってきました。

ここで「アレ?」と思った読者の方は金融リテラシーが高い、もしくは数学が得意な人と見ました!

資産を年1%で複利運用したのであれば、税金を差し引いたとしても18年後の資産リターンは約107.5%になるはずなのに、どうして104%なのか?

試しに、最終リターン104%を逆算してざっくり試算すると、運用利率(複利・税引き後)は年約0.6%でした。
これはどういうことかというと、予定利率1%の運用益のうちの約0.4%が事務手数料として差し引かれていると思われます。
要するに、営業さんや職員さんのお給料などの経費にあてられるんですね。

投資ブロガー及び賢明な読者の皆様はもうお気づきですね。
年率リターン1%の商品の手数料が0.4%というのは結構高いです。
米国株S&P500系ETFのVOOならば、年平均リターン6%に対して、経費は0.04%(リターン比0.6%)です。
一方、学資保険の年平均リターン1%に対する経費0.4%は、リターン比40%にもなります。

18年間も資産を凍結されている上に、これだけの手数料を引かれるというのは貯蓄商品として如何なものかなと思います。

商品として中途半端

学資保険は「貯蓄」の一環だと思われがちですが、そもそも本質は「保険」です。
しかし、この保険の性質がまあ中途半端です。
保障内容も非常に低いです。

「保険者にもしもの事があった場合は、その後の保険料を頂きません。」といわれていますが、それなら普通の生命保険を加入すればいいだけの話です。
その方が保険金も高いし、毎月の保険料もぐっと安くなります。

そもそも、保険としての性質を残しているからリターンが低くなるのです。
株主優待もそうですが、そんなオプションはいらないので、もっと出資者への還元率に注力してもらいたいもんです。
(まあそうなったら保険会社で扱えなくなるんでしょうけど。)

昔はよかったんだけど・・

以上の3つが、私が学資保険を契約しない理由です。

昔は学資保険でも良かったんです。
バブル期の利率が何%もある商品が昔はあったので、それにコツコツ積み立てていけば、子どもが大学に入るまでにひと財産築くことができました。

しかし今は空前の低金利時代なので、正直、学資保険に加入するメリットがかなり薄れています。
上司や親御さん世代は学資保険を勧めてくるかもしれませんが、今と昔では状況が違うということを念頭に入れておいて下さい。
特に新社会人の方や、子供を授かってすぐのご家庭はご注意下さいね。

強いてメリットを挙げるなら

でも強いてメリットを挙げるなら、そう簡単に解約できないことを逆手にとって、強制的に節約させることができる点でしょうか。
人はお金があったらついつい使ってしまいますからね。
預けた学資保険は「はじめから無かったもの」として家計をやりくりすれば、気が付けば結構な額のお金を貯めることができるかもしれません。

あとは一般生命保険料控除にも使えますから、控除枠が余っているならば節税にもなりますよ。




・・・まあ、だったらiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の方が断然おトクなんですけどね。。、
私も利用させてもらってますが、少なくとも節税効果はこちらの方が断然高いですよ。

確定拠出年金iDeCoは最強の所得税対策!おすすめファンドランキング・ベスト7【イデコまとめ】

18歳までの運用ならジュニアNISAもいいですね。

まとめ

  • 学資保険は10年以上解約できないデメリットがある
  • 利率も昔ほど高くなく、保険商品として強みに欠ける
  • お金にルーズな家族がいるご家庭ならば一考の価値あり?

Ate breve! Obrigado!
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