なぜ米国株式投資なのか?(その⑤)

ご機嫌いかがですか。
むねやんです。
f:id:munelog2007:20170924102907j:plain

前回のおさらいはこちら。
www.munelog-america.com

前回はむねやんがNISAを始めようと思って商品を探していたときに、バンガードというワードを発見したところまでお話ししました。
今回は、やっと、やっっっっと、当ブログの本題である米国株式についてお話ができそうです。(長かった~)

 

さて、このバンガードとは、低コストのインデックスファンドを売り出している会社で、米国株投資をしている人ならもはや常識と言っても過言ではありません。
バンガード・インベストメンツ・ジャパンのHPによると、本社の概要は以下の通りです。

ザ・バンガード・グループ・インクについて

設立 1975年
運用総資産 4.4兆米ドル
運用ファンド数 370本(グローバル)
会社形態 バンガードのファンドがバンガードを所有※
本社 米国ペンシルバニア州バレーフォージ
会長兼CEO F・ウィリアム・マクナブⅢ世(ビル・マクナブ)
従業員(クルー)数 15,000人以上(グローバル)
2017年06月末現在
バンガード・インベストメンツ・ジャパンHP参照

え?運用総資産4.4兆米ドル!
1ドル110円として。480兆円!

 

国やん!?

 

超大国アメリカとはよく聞く言葉ですけど、ひとつの会社がここまでの規模で商売をしているとは・・・、桁が違うとはよく言ったもんです。

 

山崎先生の著書では、VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を推奨されていました。
商品概要については以下をご参照ください。
https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VT_JP.pdf

このベンチマークは、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしているとのこと。
つまりVT1本に投資すれば、新興国から先進国まで世界中の株式市場へ丸ごと投資が出来ますってことです。
しかも経費率、驚異の0.11%です。(当時は0.14%でしたが、2017/2/24から値下げしました。)
インデックス運用はアクティブ運用に比べて経費率は安くなりますが、それにしても安すぎます。

ちなみにこちら、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2013」で 第1位を受賞してます。
他の投資家さんたちからも人気なんですね。

 

なお、日本の投資信託で人気のニッセイ外国株式インデックスファンドの経費率は0.22%(税込)です。
これでも十分安いのですが、分散投資の広さを考えるとVTは非常に魅力的に思えます。

 

しかも、上記資料によると、VTトータルリターンは過去1年で15.97%、過去5年で8.84%、設定以来(2008年以降)5.35%とのこと。
うーん、リーマンショックの混乱と低迷を乗り越えてのこの成績は立派ではないでしょうか。

 

TVのニュースなんかでよく「今年の世界経済の成長率は約〇〇%でした。」とかいう声を聴きます。
よくよく思い返せば、確かに世界経済の成長率って、一時的に値が小さくさることはあっても、ほぼほぼ上昇し続けてますよね。

一方の日本の株式市場って、皆様ご存じのとおり上がったり下がったりがずーっと続いてます。
投資している側は、何だかハラハラしますよね。

 

つまり、全世界の株式市場にまんべんなく投資しておけば、資本主義経済が発展する限りずーっとリターンが保証されるということではないでしょうか。

おお!手間も少ないし、経費は安いし、多少のボラティリティはあってもストロングホールドさえ続けていれば将来のリターンはほぼほぼ保証されるなんて!
これが株式市場の最適解。最終結論ってことでいいんじゃないか!やったね!

 

しかしネット上をさらに検索していくと、この投資理論に待った!をかける人物が現れました。
そう、これがあの米国株式投資のカリスマとの出会いでした。

次回に続く。

Ate breve! Obrigado!

なぜ米国株式投資なのか?(その⑥)