なぜ米国株式投資なのか?(その③)

ご機嫌いかがですか。
むねやんです。

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前回の続き。

突然の臨時収入に目がくらみ・・・、もとい!このままではいけないと悟ったむねやんは、金融リテラシー向上のため勉強を始めます。
しかしそこに現れた厚生労働省からの新たな刺客。はたして敵か味方か?
どうなるむねやん!

前回の記事
munelog.hatenablog.com

 

2016年の確定申告と同時期、近所の金融機関に張ってあった新しいポスターに目が止まりました。

そう!公務員や専業主婦の確定拠出年金(通称イデコまたはiDeCo)解禁です。

www.ideco-koushiki.jp

 

公式サイトによると、イデコとは以下のような制度として説明されています。

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度です。この制度への加入は任意で、ご自分で申し込み、ご自分で掛金を拠出し、自らが運用方法を選び、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受けることができます。また、掛金、運用益、そして給付を受け取る時には、税制上の優遇措置が講じられています。国民年金や厚生年金と組み合わせることで、より豊かな老後生活を送るための資産形成方法のひとつとしてご活用ください。

ざっくり言うと、「銀行や保険屋が扱っている個人年金保険は、預かったお金の運用を預かり元がやってくれますが、iDeCoは運用を拠出者本人がします。60歳まで引き落とせないけど、代わりに税制面で優遇しますよ。でも資産の増減は自己責任でね(テヘッ)」ってとこでしょうか。

 

私のなかのリトルむねやんがこうささやきました。
「まてっ!これはコーセー労働省のワナだ。社会保障費の赤字を埋めるために国民からカネを巻き上げようとしているのだ。」と。

 

それも一理あるし、本当に狙いはそうなのかもしれない。
ズブの素人が資産なんか運用したら元本割れするに決まってる。
ここは手堅く、財形貯蓄にまわすべきだ。

 

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

 

しかし、前回の記事でもあった確定申告ウハウハ事件を経たむねやんは、今や完全に節税の鬼と化しておりました。
iDeCoに加入することはもっと前からできていたのですが、無知ゆえに何もわかっていなかったのです。
しかしこれも何かの縁と思い、さらなる所得控除(もちろん合法的にですヨ)を狙うため、いっちょiDeCoやってみっかー、ということになったのです。

 

しかしむねやんは思います。
「そもそも運用ってどうやるんじゃー???」

iDeCo掛金が所得控除の対象になることは分かりました。
どうも資産運用はほぼ投資信託での運用となるようです。(元本保証定期もあります。)

そもそも投資信託の商品って何がどう違うんでしょうか?
色々と考えてみたのですが・・。

  • 商品の種類とその内容とは?
  • リスクとリターンの関係とは?(金利リスク、為替リスク、インフレリスク、運用手数料など)
  • 長期運用とは?
  • 分散投資とは?

あーダメだ。よく分からなくなってきた・・。
らちが明かないので、こういうときは専門家が書いてまとめてある本を読むことにしました。
参考にしたのは以下の2冊

山崎 元 著
『確定拠出年金の教科書』

竹川 美奈子 著
『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』

この2冊は制度の説明だけでなく、その運用方法についても詳しく書かれていてとてもためになりました。
しかも優しい言葉で書かれているので読みやすい。

 

この2冊におけるiDeCoでの運用商品のコツを、非常に非常にざっくりとまとめると以下の点です。

 

  • アクティブファンドよりもパッシブファンド(インデックス運用)を選ぶこと。
  • パッシブファンドのなかでも運用手数料がなるべく安いものを選ぶこと。
  • 日本株、欧米株(先進国株)日本債券、欧米債券(先進国債券)をリスク許容度によって分散投資すること。少し攻めたい人は、新興国株をチョイスするのもアリ。

こんなとこでしょうか。少々乱暴ではありますが。
しかし、このくらい要点をまとめてもらえると素人のむねやんでも「なんかイケるかもっ!」って思えてくるから不思議です。
しかも本には著者おすすめの投資信託商品まで載せてくれているのだから、もうこの通りかってしまえば間違いないわけです。やったね!

 

さっそくiDeCoの手続きをして運用開始。
これで資産運用はひとまず一安心。あーやれやれ。

 

・・と思っていたのですが、むねやんは気付いてしまったのです。
両先生の著書に書かれていた4文字の謎の暗号
こ、これはいったい・・・(汗)。
これがむねやんを更にディープな資産運用の道へと誘うこととなるのです。

 

次回に続く。

Ate breve! Obrigado!

なぜ米国株式投資なのか?(その④)