基礎控除の拡大検討!?サラリーマンに冬の時代到来か?

ご機嫌いかがですか。
むねやんです。

余談

私事ですが、先週末は家族で旅行に行っておりました。
山に登り、霊験あらたかなお寺でお参りをしてきましたが、紅葉の時期ということもあり参拝客も非常に多かったです。
幼い長男には寺など退屈かな?と思っていましたが、お堂内のただならぬ雰囲気に何かを感じ取ったのか、非常におとなしくしておりました。
心の汚れきったむねやんには見えない、何かがあったのかもしれません。

 

ブログについては、先々週くらいから予約投稿分をコツコツと作っていたので何とかUPを継続することができました。
ただおかげでストックの記事もなくなってしまったので、また妻の目を盗んで作文しなければならなくなりました。
お仕事をしながら毎日、ブログを投稿している諸先輩方はいったいどうやってやりくりしているのでしょうか?
本当に感服致します。

基礎控除の拡大検討

さて、どうも来年の税制改革で基礎控除の見直しが検討されているようです。

政府・与党は2018年度の税制改正で、会社員らの給与から一定額を差し引いて税負担を軽くする「給与所得控除」を高所得層を中心に縮小する一方、全ての人に適用される「基礎控除」を拡大する調整に入った。高所得の会社員にとっては増税となるが、企業に属さずに働く個人や低所得層の税負担は軽くなる。18年度税制改正大綱に盛り込むことを目指す。

政府・与党は、この給与所得控除の控除額を年収にかかわらず一律に減らし、上限額の220万円の引き下げも検討する。この見直しで得られた財源で、全納税者を対象にした基礎控除の控除額を、現行の一律38万円から引き上げる。会社員の給与所得控除は縮小するが、高所得層以外は基礎控除の控除額の増額を同程度にして、負担増を避けるよう調整する。
f:id:munelog2007:20171115175422j:plain
出典:毎日新聞

所論

2018年からは配偶者控除枠の拡大が行われますが、続けざまに税制改革ですか。
消費税やベーシックインカムなど、最近、お金を巡る議論が活発化してますね。

見出しに「基礎控除の拡大」とありますが、さりげなく「給与所得控除」を減額しています。
高所得者(予定含む)サラリーマンにとっては、あまり嬉しくないかもしれません。

 

この改正がむねやんの家計にとって良いものかどうかは今のところ具体的な数字も挙がってないのでわかりません。
ただ今後、給与だけで食っていくサラリーマンには厳しい時代が来ることは予想できます。
f:id:munelog2007:20171115185246j:plain

政府は年度内にも、副業の事実上の解禁に踏み切るようで、来春には政府の副業推進のガイドラインが公表する動きがあるとのこと。
65歳定年説も現実味を帯びてきていますし、もう日本政府の考え方として、もっと労働力を増やそうという意志を感じます。

 

政府としては、もう1つの会社の収入だけで家計を成り立たせようという気ははないのかもしれません。いくら出世したり残業したりして、給与収入を上げたとしても、がっつり税金とられりゃあ世話ありません。

専業主婦(主夫)を希望している方もおられると思いますが、厳しい言い方になりますが、ちょっと時代にマッチしていないように思います。
それは高度成長期の家庭で、頑張った分だけ収入が増える社会だったから成り立った話です。
配偶者が高収入であればそれでも良いと思いますが、経済成長低迷期のこのご時世、中所得者1馬力による家計は節約・やりくりしなければ、現実的に少々厳しいのではないでしょうか。
実際、来年からは配偶者控除の枠も増えるわけですから、日本政府としては「もっと外へ出て働きなさい。そうした方が税金もお得ですよ。」と言っているわけです。

 

そこへ来てのこの税制改革です。
これはもう、副業・兼業をうながすための政策と捉えて良いでしょう。

 

しかし、これは逆にチャンスとも言えるのではないでしょうか?今の仕事を一生懸命やることは大事なことですし、素晴らしいことだとは思いますが、一度、自分の働き方を見直してみるのも良い機会だと私は捉えます。

 

働き方の多様化で、企業に属さないフリーランスの人も増えているといいますし、そういう新しい働き方も次々と生まれてきています。

 

ブログによる広告収入アフィリエイトに取り組むのも良いですね。
設備投資が少ないのでリスクも小さいですし、お小遣い程度でもお金が入ってくれば趣味も立派な収入源です。

 

資産運用も良いと思います。
フランスの経済学者トマ・ピケティは『21世紀の資本』において、格差の本質を「r>g」という一つの不等式で実証しました。
「r」とは株や不動産などを運用して得た収益(資本収益率)のことを指し、「g」とは労働による給与収入の増加率(経済成長率)を指します。
つまり、労働者は資本を形成して資本者側にまわらないと、社会の成長(インフレ等)に負けるおそれがあるばかりか、資本者との格差は開いていくばかりだということを示しています。

 

中所得層には「基礎控除+給与所得控除」額が現状を超えないように調整するようなので、今回の制度内容についてあまり知らないままの社会人もおられると思います。
しかし、この辺のカラクリに気付くか気付かないかで、その後の収入は大きく変わってくるのではないかと私は思っています。

そして資産形成を開始するチャンスはここ数年、非常に多くあります。
ネットで少し調べれば、値千金の優良情報がごろごろしており、素人でもノウハウを得ることは十分可能です。

 

今まさに踏み出す時!

 

お金があるから幸せになるとは限りません。
しかし、お金があれば不幸を減らせることはできる、と私は思っています。

 

この機会をきっかけに「お金」に目を背けることを止め「お金」についてもう一度フラットに考えてみてはいかがでしょうか?

 

よければ過去の記事もどうぞ。
www.munelog-america.com
www.munelog-america.com

Ate breve! Obrigado!