ごきげんいかがですか。
むねやんです。
今回は、バンガード高配当ETF【VYM】についてのお話です。
HDVについての良記事発見
さて、毎日の日課の米国株ブログチェックをしていると【HDV】と【VYM】についての良記事をはちどうさんが掲載しれておられました。
https://america-kabu.com/2018/03/16/vym-hdv/
高配当ETFといえばこの両雄ですが、購入の際はどちらを買うべきか、誰しも迷うところだと思います。
他にもこれら高配当ETFの比較記事はありましたが、今回のはちどうさんの記事は過去の増配率に言及されておられ、特に価値が高いと思いました。
素晴らしい着眼点!流石です。
株価下落より減配の方が怖い
さて弊ブログで何度も申し上げておりますが、私の投資目標は「毎年安定したお金を生み出し続けるキャッシュフローマシーンの最大化」です。
定年退職までにこのマシーンを作り上げ、老後も年金+配当金でリッチに生活するというのが理想です。
ですので、先だって株式市場の調整がありましたが、短期の株価の増減にはさして気にしていません。
何年のうちには元値に戻るでしょうし、泰然と構えてればいいのです。
それよりも気になるのは、連続増配の停止です。
将来のキャッシュフローを最大化するためには、連続増配記録更新は重要な要素です。
減配などもってのほかです。
ショックで寝込んでしまうかもしれません。
まあ、それでも倒産よりははるかにマシですが、、、。
倒産、怖いですねぇ。おそろしいですねぇ
淀川のおとーさーん!
気になる増配率は?
では、【HDV】と【VYM】の増配率はどうなっているのか確認してみましょう。
資料は、はちどうさん情報のまんまです。
ご協力ありがとうございます!
うーん。意外でした。
【HDV】の方が増配のボラティリティが高いんですね。
連続増配ディフェンシブ株が多いので、もっと安定してるのかと思ってました。
これを見るまで知らなかったんですが、【HDV】は2016年に減配してたんですね。
2016年といえば、チャイナショックやらブレグジットやらアメリカ大統領選やら、確かに色々とイベントは多かったです。
しかし、いくら運用が難しい年だったとはいえ、減配というのはちょっといただけませんね。
対する【VYM】は減配せずにやり過ごしているわけですから。
構成銘柄売買回転率の影響か?
なぜ2016年に【HDV】だけ減配してしまっているのか。
その理由をもんもんと考えてみましたが、ひとつ思い当たるのが【HDV】の売買回転率の影響です。
私は【HDV】という銘柄が好きですし、長期投資銘柄として信用もしています。
ただ、唯一気がかりなのがその売買回転率の高さです。
【SPY】が年4%、【VYM】が年7%なのに対し、【HDV】は年50%近い回転率になります。
なんと年70%を超えた時期もありました。
この回転率の高さを単純に問題視するつもりはありません。
高配当を維持するために必要な措置なのかもしれませんし、「ダウの犬」のような戦略をとっているのかもしれません。
ただ、もし2016年の動乱期に高配当維持のための活発な売買の結果、配当を減配してしまっていたのだとしたらちょっと考えものです。
目先の配当のために将来に渡って増配するであろう銘柄を手放してしまうのは、私の投資方針とマッチしません。
ただの予想ですけどね。
コア銘柄について再考の余地ありか?
はちどうさんのご意見によると、強いて分けるなら
・VYM:未来志向
・HDV:近未来志向
とのことでした。
私は、少なくとも向こう30年の長期投資を宣言しておりますので、もしかしたら【VYM】の方が長期投資に向いているのかなぁと考えるようになりました。
長期ストロングホールドという投資方針と【VYM】の安定的な増配成績は相性が良いと思います。
ただ、一応シーゲル派を自称している身としては、【VYM】よりも【HDV】の構成銘柄の方が好きなんですよね。
生活必需品セクターが好きなもんで。
うーん、迷いますね。
はちどうさんも仰ってるように、どちらも良いETFには違いないと思います。
しかし【HDV】だけに集中投資しているよりも、やっぱり【VYM】にも分けて投資すべきかどうか・・。
でも購入銘柄はなるべく少量でシンプルにもしたいし・・。リバランス面倒だし・・。
うーん、迷う!
ちょっと検討・推敲してみることにします!
ブログでもご報告させていただくかもしれませんので、それまで少しお待ちくださいませ。
まとめ
- 【HDV】より【VYM】の方が増配率が安定しているらしい
- マイポートフォリオのコアETFを見直す必要アリ?
Ate breve! Obrigado!
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