株式投資で損をしない秘訣とは?初心者はこの3原則を守るべし!

ごきげんいかがですか。
むねやんです。

今回は、私自身も普段から心がけている投資の原則についてお話します。

人が投資に踏み切れない理由

前回、「資本主義において、投資することなしに豊かになることは難しい。」という旨の記事を書きました。


しかし記事を書きながら改めて考えてみると、一般の人のが投資に踏み切るのは結構難しいのではないかと考えました。
理由はいろいろあるでしょうか、その根本的な理由は「損するかもしれないから。」ではないでしょうか?
投資に対してまだまだギャンブルとしてのイメージが強く、また周囲に投資で大きく資産を増やした人も少ないため、何となく胡散臭い印象をお持ちの方も多いと思います。

ただ投資も色々な種類や手法がありまして、経済に疎い初心者でも比較的勝ちやすい方法というものがあります。
いや正確には、負けにくい投資というべきでしょうか。
大勝ちはしないけれども大負けもしにくい、そんな方法もあるんです。

今回はそれらをご紹介していきたいと思います。
中級者以上の方はもうとっくにご存知の知識だとは思いますが、長い間色々な情報を集めていくうちについつい忘れてしまいがちなので、復習だと思ってお読みください。

負けない投資3原則

投資先を一つにしない

投資の世界には「卵はひとつの籠に盛るな。」という格言があります。
これは、投資先を一つに集中してしまうと、当たった時は大きいですが、万が一それがコケたときに取り返しがつかなくなるということです。

それを避けるために、投資先は分散させておく方がベターです。
複数といっても、投資先が同じ種類に偏っては意味がありません。
なぜなら、ひとつの業界が不調になった場合、その業界内の企業は軒並みその悪影響を受けるからです。
ですので、例えば株式投資なら、日本、米国、欧米、新興国など投資エリアを分散させて購入しておくことをオススメします。
また、金融系、ハイテク系、資本財系、生活必需品系など、複数のセクターに分けて購入するのも良いでしょう。

株式投資だけでなく、債券や不動産等にも分散しておくのも良いかもしれません。

一気に資金を投入しない

ギャンブルならここぞというときにドカッとお金を張ることがあると思います。
しかし、株式投資においてその発想は危険です。
なぜなら、株式投資の世界において未来の予測など誰にもできないからです。
あの投資の神様、ウォーレン・バフェット御大でもです。

思い切って有り金全部をはたいた途端、株価が急落したらどうしますか?
急落ならまだいいです。そのうち回復するでしょうから。
もしそこからジワジワジワジワ、緩く長ーく低迷なんかされたらどうでしょう?
精神的にキツイですよね。投げ売りしたくなりますよね。

ですから、資金は期間を分けて複数回で購入した方が良いでしょう。
例えば毎月決まった日に決まった金額を買うようにするなんて良いですね。
投資信託なら毎日100円ずつコツコツ買うこともできます。
時間の分散投資ですね。

無論、安いときに買って、高いときに売るのが最もリターンが高いでしょうが、世界中の超優秀な投資家たちでもなかなかできないタイミング投資を我々ずぶの素人ができるとは思えません。
無難に時間分散を使ってコツコツ積み立てれば、大勝ちはなくとも大負けないでしょう。

コツコツ投資をやる、とルール化しておけば、株価下落時にもむしろ「ラッキー!バーゲンセール到来!」という気持ちで安く購入することができるかもしれませんよ。
精神的にも楽ですよね。

あ、分かってるとは思いますが、信用買いや信用売りなど、借金まがいのレバレッジをかけて投資するのは危険ですよ。
現物での売り買いなら最悪でも資産はゼロで止まりますが、レバレッジをかければマイナスで終わる可能性もありますからね。
損するのが怖いのなら、功を焦ってレバレッジなどかけないことです。

優良株に投資する

これが最も大事なことですが、財務の健全な優良企業に投資することです。

極めて当たり前のことですが、これがなかなか難しいです。
そんなの分かれば苦労はないよ、って話ですよね。

なので、その辺の選定はプロに任せちゃいましょう。
日経平均やTOPIX,NYダウなどの指数に連動する投資信託やETFがありますので、それを買っておけばプロが自動的に優良なバリュー企業を選んでくれます。
バリュー企業はボラティリティの高い中小銘柄のようにあるとき急に株価が何倍にもなることはありませんが、安定した収益を続けていけばジワジワと株価が上がるか、もしくは毎年安定した配当を生み出してくれます。
リバランスや銘柄分散も併せて行われることになるので一石三鳥です。

四季報をやバランスシートを読めない人、または読むのが億劫な人は、僅かな経費でプロが自分の代わりに優良株を探して管理してくれるインデックス投資(投資信託やETF)をオススメします。
アクティブ運用も良いですが、負けの数を減らしたいなら断然インデックス連動型のパッシブ運用です。

一発逆転を狙わないこと

どの原則にも言えることですが、大事なことは焦ってお金持ちになろうとしないこと、欲をかき過ぎないことです。

アマゾンのCEOであるジェフ・ベゾス氏がバフェット氏に
「何でみんなあなたの投資戦略を真似ないんですか?」
と聞いた時、バフェット氏はこう答えそうです。

ゆっくり金持ちになりたい人なんていないよ。

真実をついた深い言葉だと思います。

リスクをなるべく回避し、複利を使って時間をかければ、株式資産は着実に増えます。
例えば、元本100万円を平均年利6%で運用していった場合、30年後には574.35万円とリターンは5倍以上になります。
元本はゼロで、毎月1万円ずつ平均年利6%で運用できたしていった場合、30年後には979.26万円になり、リターンは約3倍弱になります。
普通貯金で積み立てていくよりは相当の利があります。

しかし、これらを理解していたとしても、多くの人はそのかかる時間を我慢できません。
柔軟な思考や戦略がとれず、ついつい目先のチャンスに振り回されてしまうのです。

しかし改めて確認しますが、私をはじめ初心者が目指すべき投資術は、「勝つ投資」ではなく「負けない投資」です。
運に任せて伸るか反るかの勝負をかけるのではなく、なるべく損をしないように慎重にコツコツと株式投資を続ければ、富は少しずつですが堅実に蓄財されていくでしょう。

ギャンブルすることなく、安全に資産運用をするなら、上記の3原則を常に心掛けておくようにしましょう。
慣れてきたら、原則は原則として押さえた上で、そこからあえて銘柄を絞ったりタイミング投資をしてみるのはアリだと思いますよ。
かく言う私も、投資はアメリカ株式に絞ってますからね。
無論、私なりに安全かつ堅実にリターンを得る算段があってのことですよ。

まとめ

  • 投資で一発逆転を狙わないこと
  • そのために上記3原則は覚えておくこと
  • 攻める投資もアリだが、原則からはずれ過ぎないように

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