エポスカードで投資信託がクレジット購入可能に!?ポイント還元はされるのか?

ごきげんいかがですか。
むねやんです。

今回は「エポスカード」で投資信託が購入可能になるというお話です。

丸井グループ、証券事業参入へ

2018年5月10日、丸井グループが証券事業に参入すると発表しました。

これの何が驚きなのかというと、丸井グループが取り扱っているクレジットカード「エポスカード」で投資信託が購入可能になるという点です。
実はクレジットカードによる証券購入制度は今までになく、あっても口座引き落とし、もしくはポイントによる購入だけでした。
今回の丸井グループの試みであるクレジットカード払いによる投資信託は、日本初のスキームとなります。
しかも対象商品は「つみたてNISA」対象商品に絞るそうなので、初心者や投資に疎い若者にも利用しやすい制度となりそうです。

ポイント付与が気になる

私はマルイでお買い物をすることがないので、今までエポスカードの利用を考えたことはありませんでした。
しかし今回の件で、もし投資信託購入によるポイント付与がなされるのであれば、これはなかなか捨て置けない問題になります。
この点については、すでに会見で次のように述べているそうです。

 東京都内で記者会見した青井浩社長は「投資になじみのない若者に資産形成について学んでいただきたい」と話し、10年後に資産残高1兆円、利用者100万人を目指す考えを示した。
 既に金融庁と協議を始めており、準備会社も設立した。商品は3~4種に絞り、気軽に投資できるように最低購入金額を3000~5000円で調整している。購入すれば、丸井のポイントもたまる。丸井の店舗で入門者向けセミナーを積極的に開く。
産経スポーツ(2018.5.10)

ムムッ!やっぱり投資信託購入はポイント付与対象になる予定のようです。

また別のリソースでは次のようにも述べられています。

 青井浩社長は「エポスカードの利用者の55%は29歳以下。世論調査で同グループのメイン顧客層である多くの若者が将来やお金に対する不安を抱えていることが分かっており、この点に着目した」と参入の背景を語った。
 また、つみたてNISAを毎月エポスカードで支払い続けると、ゴールドカード会員になれる確率が高まり、ゴールドカード会員になった顧客のクレジットカード利用額の増加が見込めるとし「信託報酬に加え、本業であるエポスカードの収益向上にもつながる」と、証券事業参入による収益的なメリットを強調した。
ITmedia ビジネスオンライン(2018.5.10)

どうやらゴールドカード昇格のインビテーションにも一役買いそうです。

投資信託購入によるポイント付与は魅力的

エポスゴールドカードはエポスカード年間50万円以上利用によって、年会費5000円が永久無料になるというコスパの高いゴールドカードです。
エポスカード、エポスゴールドカードともにポイント還元率は0.5%と決して高いわけではありませんが、我々投資家はおそらく結構な金額を年間の取引に利用していますから、仮に例年100万円を投資に利用しているなら年間5000円がポイント還元されることになります。
たかだか5000円くらいと言うかもしれませんが、少しでも信託報酬の安いファンドを血眼になって探している低コストファンド大好き投資家の皆さん(私を含む。)にとって、この差は看破できるものではないはずです。

またエポスゴールドカードは、年間利用額に応じたボーナスポイントもありますし、300種類以上ある提携先のショップで購入すればポイントは3倍になります。
また、憧れの空港ラウンジが無料で利用できるようになりますし、海外旅行保険の補償額も最高1000万円とグレードアップします。
還元率1.0%以上のカードは他にあるものの、セカンドカードとしては十分魅力的なカードだと私は思いますし、旅行が好きで空港などを大いに利用している方にとってはかなり人気のクレジットカードになっているようです。

まだ詳しい商品やポイント還元についての話は丸井グループから発表されていませんが、通常の利用と同等の還元率で特に制限もかからないのであれば証券口座の変更も考慮するかもしれませんね。

ライバル会社はどう動く

さて気になるのは、この事態に対して他のライバル会社がどういった反応を示すのか、ということです。

一番興味があるのは楽天ですね。
丸井グループは新たに証券会社を新規で立ち上げることになりますが、楽天は「楽天カード」&「楽天証券」も既に持ってますから、同じことをやろうと思えばできるわけです。
実際、少し前に楽天スーパーポイントによる証券購入が可能になりましたし、これによって利用者の満足度も大いに高まったとききます。
弊ブログを読んでくださっている投資ブロガーの皆様にも、楽天スーパーポイントによる投資を歓迎し利用されている人もおられます。

あと、それ以外に投資に充当できるクレジットカードとしては、セゾンカード、インヴァストカードもありますね。
こちらも証券業界への実績は十分ありますから、クレジットカードが利用可能になる可能性はあると考えます。

個人的には、楽天カードが利用できるようになってくれると嬉しいですね。
でもって利用枠に応じてグレードアップしてくれれば、ずーっと楽天ダイヤモンドランクを保持できるかもしれません。

長期投資を宣言しているむねやんにとって、投資資金は毎年一定額必ず発生しますから、どうせならポイント還元などで少しでもお得になってくれると嬉しいなぁと思います。

まとめ

  • エポスカードで投資商品をクレジットカード利用できるようになる
  • 他のクレジットカードもこれに追随してくれると嬉しい

Ate breve! Obrigado!
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