ご機嫌いかがですか。
むねやんです。
前回は、私の投資方針の要であるHDVについてお話させていただきました。
HDVは収益力のある大型優良ディフェンシブ銘柄を70~80程度の絶妙の具合で分散し、かつ構成銘柄上位層はシーゲル理論推薦セクターで占められているという、シーゲル理論信奉者からすればまさに究極のETFと言っても過言ではありません。
しかしそんなHDVの唯一の懸念点は、構成銘柄の入れ替えが他のETFと比べて比較的激しいことです。
入れ替えのペースは、概ね3か月に1回のペース。
売買回転率は1年で驚異の約74%にもなります。
「ディフェンシブ株・分散投資・インデックス運用」というむねやん投資方針の三本柱マンをこのETFは忠実に再現してくれているのかと思いきや、実はその中身はバリバリのアクティブ運用だったわけです。
豆腐屋の配送車に完敗した後、
「見た目は普通のハチロクだが、中身は途方もないモンスターだ。(フッ。)」
とうそぶく高橋弟の台詞を思い出したのは私だけでしょうか?
しかし、それについては特に気にも止めていませんでした。
なぜなら構成銘柄上位層は押しもされぬ超優良銘柄で構成されていたので、入れ替えのほとんどは構成率下位の株ばかりで、構成率上位株の入れ替えはあまりないとタカをくくっていたのです。
しかし、先日のHiroさんの記事を読み、私は衝撃を受けました。
http://growrichslowly.net/hdv-removed-jnj/
JNJ(ジョンソン&ジョンソン)、まさかのHDV構成銘柄から除外!
JNJと言えば、
- NYダウ30にも構成されている押しも押されぬブルーチップ
- 米国株式市場でわずか2社しかないAAA銘柄
- 55年連続増配の配当王銘柄
- ヘルスケアセクター時価総額ランキング第1位
という、米国株式ブロガーの間では最強の呼び声高い超々優良株。
聖闘士星矢で言うなら、差し詰め「乙女座のシャカ」。
まさに神に最も近い株。
それが突然の黄金聖闘士陥落とは一体どういうことなのか?
JNJがいなければ、処女宮は誰が守るというのか?
まさか・・・一角獣星座の邪武ですかー!?(嘘だろ!?)
そこで、今回の主な入れ替え銘柄をまとめると
主な追加銘柄
・ウェルズファーゴ(4.6%)
・アッヴィ(2.7%)
・シュルンベルジェ(1.9%)
・デュークエナジー(1.7%)主な除外銘柄
・ジョンソンエンドジョンソン(5.8%)
・ゼネラルエレクトリック(4.7%)
・ボーイング(2.6%)
・マクドナルド(2.1%)
良かった。
どうやら新顔の中に沙織さんの馬は入っていませんでした。
しかしJNJが除外されたのは非常に痛い。
しかもBAやMCDも入っている。
確かに最近の株価上昇で配当利回りは下がってきているが・・・、このまま保持しても良かったのではないだろうか?
また新規加入は、先般、おやらかしになったWFC。
そしてこれ以上セクター割合を増やして大丈夫なの?のSLB。
まあ高配当がウリのETFだから仕方ないっちゃあ仕方ないのだろうか?
というか・・・
このETF保持ってストロングホールドと呼んじゃっていいの?
(実際、中身はコロコロ変わってるわけだし。)
そんな悩めるむねやんにHiroさんはこう答えます。
配当利回りが下がった銘柄を除外して他の高配当銘柄に投資しているという意味で、ダウの犬投資戦略をHDVが勝手にやってくれていると見えなくもないです(ダウ銘柄じゃないのもありますが)。
流石はHiro先輩!
僅かな言葉で私の雑念を見事に取り払ってくれました。
ありがたや。ありがたや。
というわけで、ちょっと動揺してしまいましたが、今後もHDVは主軸としてBUY&HOLDしていきます!
Ate breve! Obrigado!