ご機嫌いかがですか。
むねやんです。
好きな言葉はありますか?
突然ですが、「増配」って良い言葉ですよね~。
何かこう聞いているだけで幸せになってくるというか、心がぽおっと暖かくなるような気がしませんか?
逆に「減配」とか「無配」とかって、もう最悪ですよね。
聞いてるだけでテンションだだ下がりです。
もうこうしてタイピングしてるだけでもゲンナリしてきます。
今日はそんな増配についてのお話。
「連続増配」と「配当貴族」
先日、りょうすけさんのこんな記事を読みました。
ちなみにりょうすけさんは、株式の豊富な知識や分析はもちろん、ブログにバシバシアップされている普段の私生活や私見に非常に共感を覚える、まさにアイコンどおりの「顔の見える」ブロガーさんです。
http://www.longamerikastock.com/entry/2017/09/28/071325
「増配」というだけでもわくわくするのに、「連続増配」とは。
甘美な響きがあります。
恥ずかしながら、むねやんは米国株式について勉強を始めるまで「連続増配」という言葉を聞いたことがありませんでした。
何故なら配当とは、企業にとって利益があったときにその余剰分を株主に還元するものだと思っていたからです。
利益を追求するのは企業の宿命ですが、毎年利益を出せるとは限りません。
なので、利益があったときは株主に配当を出し、利益が出なかったり設備投資が必要であれば減配、または無配にするのは当然のことだと思っていました。
しかし、アメリカには25年以上連続増配を続ける、通称「配当貴族」が100社以上あります。
それだけにとどまらず、50年以上連続増配を続ける、通称「配当王」まであります。
ちなみに、日本の大型株のなかには20年以上連続で増配している企業が花王の一社しかありません。
これって無茶苦茶すごいことですよね。
この間、リーマンショックもITバブルも、ブラックマンデーもあったのに、この間も1度も減配することなく、むしろ増配してるわけです。
マジ気合い半端ネェ!!!!
米国では、「減配」または「無配」=「経営失敗」と見なされるので、簡単には減配に踏み切れないらしいのですが、それにしたってすごいです。
借金してでも配当は守る!
もし企業の利益が赤字だった場合はどうなるのでしょうか?
そうです!借金してでも配当をひねり出すんです!
(しかも増配してです。)
もう一度あえて言わせていただきますが、
マジ気合い半端ネェ!!!!
米国の「株主ファースト」の風土はすばらしいですね。
逆に、経営陣にのしかかる責任とプレッシャーはすさまじいものがあるのでしょうが。
しかし、おかげで我々米国株投資家は、安心して自分の資産を預けることができるわけです。
しかも連続配当があるということは、当たり前ですが毎年利益が経ていくということです。
上記のりょうすけさんの記事にはこうあります。
ちなみに、私の保有している「マクドナルド」は、42期連続で増配しており、今期は、前期と比較して7.4%の増配しました。もし、1000ドルの配当金をもらっている人が、毎年同じ増配率の増配が行われると仮定すると。
1年目 1074ドル
5年目 1428ドル
10年目 2041ドル (約2倍)
15年目 2917ドル (約3倍)
20年目 4169ドル (約4倍)
25年目 5958ドル (約6倍)
30年目 8513ドル (約8倍)
複利が適用されるので、保有しているだけで、配当金がどんどん増えていきますので、 30年後には、約8倍の配当金をもらえることになります・・・凄いでしょ!?
まあ、増配率は、年によって違うので、上記のように毎年高増配率というわけではありませんが、「複利」の影響で、配当金が増えていくことは大きなメリットです。
うーむ、旨味しかない。
しかもとびっきりの極上の。
連続配当銘柄は不況に強い
加えて、この連続増配銘柄は不況にとても強いらしいです。
なぜなら、株価が下がると、相対的に配当利回りは高くなるからです。
株価がどんどん下がっても、配当利回りはどんどん上がっていく。
この状況が株価下落のショックを和らげてくれるんですねー。
加えて高い配当利回りを維持しておけば、不況でも配当狙いで株を買ってくれる投資家が現れますので、いち早く不況から脱出する可能性も高いわけです。
私のようなチキン投資家にはぴったりです。
米国株、勝利の鉄則とは?
この点に関してりょうすけさんは
すごく地味なメリットでしょ?
と言っていましたが、とんでもない。
この点が非常に非常に大事なのです。
米国株式は皆さまご存じの通り、株式市場全体で見るとずーっと右肩上がりです。
ならば米国株式投資で一番大事なことは
途中でドロップアウトしないこと!
この1点です。
でもこれが難しいから、なかなかみんなお金持ちになれないんでしょうね。
しかしむねやんは今後も、米国株ブロガーのご先達の金言を胸に、米国連続増配銘柄のBUY&HOLDを続けていこうと思います。
「配当貴族」先輩!自分、一生ついていくッス!
(でも財務諸表はキッチリ確認させてもらうッス。)
よろしければこちらの記事もどうぞ
www.munelog-america.com
Ate breve! Obrigado!