
ごきげんいかがですか?
むねやんです。
今回は、暴落時に投資家がとるべき行動についてお話しします。
下落は続くよ、どこまでも
さて、先日から株式市場の下落がすさまじいですね。
<米S&P500指数>
恐怖指数であるVIX指数は一時60を超え、ボラティリティもメチャクチャ高い状態です。
ダウ平均株価が1000ドル以上上がったり下がったりするのが当たり前になりつつある辺り、正直本当に非常事態なんだなぁと実感させられますね。

1日で10%くらい下がっても、だんだん驚かなくなってきたなぁ。

ちょっと感覚が麻痺してきたな。
別れる投資家たちの行動
このような状況における投資家のタイプは主に2つです。
- 株価の下落は一時的なものと考え「株のバーゲンセールだ〜!キャッホーーー!!」と喜んでこの状況を受け入れる楽観論者
- 株価の下落はずっと続くと考え「早く売らないと損が膨らみ続けてしまう!早く売ってしまおう!」と考える悲観論者
ネット上で多いのは結構前者のタイプの人です。
なぜなら後者は青ざめて何の発言もしないでしょうからです。
ツイッターの投資クラスタでは、結構積極的に買付に走られる方が見受けられます。
逆に悲観的発言ばかりしてるのは、新聞とかエコノミストとかアナリストの方々ですね。
「大丈夫」なんて軽々しく発言してしまうと、暴落が起こったときに責任追及されかねないからでしょうか。
それとも不安をあおるのが彼らのお仕事なのかな?
私はもう毎月同じ日に定額買付するよう自動設定してるから、特に何もしてませんけどね。むねやん
ドMだなwwはるやん
インデックス投資家のとるべき行動
こういう状況において、インデックス投資家のとるべき行動は1つです。
自分の投資ルール(市場平均を目指す)に則って、今まで通り機械的に淡々と株を定期購入する!
です。
そもそも「インデックス投資とは何か」についてもう一度おさらいしておきましょう。
インデックス投資とは、日経平均やTOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資方法のことです。
例えば日経平均が5%上昇したら、自分の資産も同じく5%上昇するといった投資方法です。
そして、どうして「インデックス投資」が良いのかというと、名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』にもあるように、市場の値動きは完全にランダムであり予測できないからです。
つまり、市場の値動きはプロでも読むことが難しく、また何十年にも渡って市場平均を超える成績を収めることは不可能なので、ならば市場平均を目指すインデックス投資をコツコツと続けていく方が長期的には勝つ確率が高いと同著では述べられています。
このインデックス投資は短期的な収益を上げるには不向きですが、同著にもあるように市場はランダムでありながらも長期的には効率的に動くため、長期的な成果を挙げやすいと言われています。
ならば、インデックス投資家のやるべき事は繰り返しますがようですが1つしかありません。
自分の投資ルール(市場平均を目指す)に則って、今まで通り機械的に淡々と株を定期購入する!
これしかないんです。
そもそもこれができないと「インデックス投資家」とは呼べませんしね。
欲張ってはいけない
株価が底値になるまで我慢して待ち続けてはいけません。
何故ならいつ底値が来るなんて誰にも分からないからです。
だから欲張らずに今日も定期的に淡々と買いましょう。
一旦株を売って、底値になってから買い戻そうなんて思ってはなりません。
何故なら明日は反発して株価が急上昇するかもしれないからです。
もしかしたら今日が底値なのかも?
だから機会損失しないためにも、今日も定期的に淡々と買いましょう。
もう投資なんてやりたくない!と諦めるのはやめましょう。
何故なら市場は長期的には効率的に働くため、いつかは株価は上昇に転じ、資本主義経済は原則にのっとって拡大再生産を繰り返すからです。
だから明日を信じて今日も淡々と買いましょう。
本当にバカの一つ覚えのような不細工な投資法ではありますが、インデックス投資とはそもそもこういうものなのです。
自分で考えて売買するようになれば、それはアクティブ投資なんですから。
そして『ウォール街のランダム・ウォーカー』によれば、プロを含むアクティブファンドのほとんどが市場平均を上回る事はできないことを忘れてはなりません。
思考停止でいいじゃない
インデックス投資のことを「思考停止型投資」だと揶揄する声もありますが、別に良くないですか?
だって私たちよりもずっとずっと賢い経済研究者たちが、物凄い膨大な量のデータを集めてまとめあげた結果が「インデックス投資が長期的には一番無難に勝ちやすい」と結論づけてるんですから。
私は自分のことを賢いとも天才だとも思ってませんし、世界中のプロ投資家でも長期的に勝つのが難しい市場平均超えの成績を収めようなんてこれっぽっちも思ってないのです。
そんな事よりも、今は明日の自分の本業の仕事と、家事と育児の方が大事なんです。(いや、これ本当にマジで。)
株式の勉強ばかりしてる場合ではないのであります!
ですからお陰さまで、私は今回の株価暴落もけっこう静観しています。
なぜならインデックス投資、つまり市場の効率性を心底信じているからです。
定年まであと30年くらいありますから、それまでに株価が元に戻ってくれればそれで良いです。
むしろ、30年間ずっと株価が低迷してくれれば、ずっとバーゲンセールで株を買い漁れるじゃないですか。
ワーオ!夢が膨らみますね!
無論、向こう30年間の大恐慌を乗り切るメンタルとキャッシュフローがない人は、投資を辞めるのもアリだとは思います。
でももし、市場の効率性と資本主義社会の未来を信じ切る気持ちがあるのなら、自分ルールに従って、今日も淡々と株を安く買い積んでいってはいかがでしょうか?
なお、もし私のこの投資法を真似して大損される方がいたとしたら、大丈夫!その時は私も大損こいてます笑
一緒に泣きながらあの名著を焼き捨てましょう!笑
まとめ

ふっ!資本主義社会の未来は明るいぜっ!(llФwФ`)ガクガクブルブル

ビビッてんじゃねーかw
Ate breve! Obrigado!
↓↓本日も応援のポチ、よろしくお願いいたします☆
にほんブログ村
よければこちらの記事もどうぞ
高配当株は暴落に強いと言われていますが、その真偽について考察してます。
ごきげんいかがですか。 むねやんです。 今回は米国株高配当ETFが暴落に強いのかを考察します。 世界株式市場の…
インデックス投資の基本は低コスト商品を選択することです。
暴落に焦って、怪しいファンドを買わないようにしましょう。
ごきげんいかがですか。 むねやんです。 今回はOne Tap BUY社が発表した新サービス「つみたてロボ貯蓄」…