私が個別株に投資する最大の理由

ご機嫌いかがですか。
むねやんです。

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今回はむねやんが個別株を買う理由についてお話します。

持論「トータルリターン」を狙いたいなら個別株よりETFがおすすめ

以前のの記事でも書きましたが、株式の長期投資を狙うのであれば、個別株より断然ETFの方が優れていると私は思っています。

これは、『ウォール街のランダム・ウォーカー』(バートン・マルキール著)や、『敗者のゲーム』(チャールズ・エリス著)によって、10年を超える長期期間において市場平均(S&P500)を上回るパフォーマンスをあげたアクティブファンドは21%しかない、と証明されているからです。

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もしも自分がその20%のうちに入る天才であると思うのであれば、個別株に挑戦するのもアリだとは思います。
ただ私は、世界の一流大学を出て専門に投資の研究をしている教授や、ウォール街でバリバリに活躍しているファンドマネージャーたちを押しのけて、自分がその20%に入る自信は全くないので、ETFを購入してベンチマークを追わせた方が無難で確実だと思います。

しかしそれでも個別株を買う理由

むねやんの投資方針は、ETFを主軸としていますが、個別株も少し購入しています。
これは何故でしょう。言っていることが矛盾していないでしょうか?

 

ズバリ言います。

 

ブランドです。

むねやんは個別株を買うことによって、まるでブランド品のバックや宝石を買ったかのように優越感に浸りたいのです。(←しょーもな。)

アメリカは超一流ブランド企業の宝石箱。

米国株を調べていくうちに、米国企業の規模と収益性の大きさにただただ圧倒されました。
コカコーラやマクドナルド、P&G、ジョンソン&ジョンソン、アマゾン、フェイスブック、アップルなどなど・・・。

これらの企業が提供する商品やサービスは、いまや自分の生活にはなくてはならない存在です。

売上高は数十兆にもなる企業がごろごろあります。
日本の企業もがんばってはいますが、まさに桁違いです。

日本のプロ野球選手がメジャーリーグを目指す理由がよく分かりました。
全てにおいて、規模が違いすぎます。それがアメリカという国であり、世界一の国とわれらの母国日本との力の差のでしょう。

でも、その企業の株主の1人に自分もなることができるんです。それもわずかなお金で。
一口馬主なんて商売が少し前にはやりましたが、まさに一口オーナーになれるんです。
オーナーってことはアレですよ。経営者より偉くなるんですよ。
あのジョブズやジェフ.ベゾス、イーロン.マスクらCEOよりも偉くなれるんです!
(まあ、彼らは自社株も大量に持ってますけどね。)

むねやんは個別株を買う度に、世界の一流企業を手中に収めたかのような気分になってちょっと楽しくなるのです。(←誇大妄想です。)

ブランドを持つと、ちょっとだけ精神的に優位にたてる。

むねやんは非喫煙家ですし、タバコは臭いし汚いし健康に悪いし、本当に嫌いですが、職場の人々とコミュニケーションを図るため喫煙所に足を運ぶこともあります。
そこで先輩からご高説を賜ることもあるのですが、私はそんなことよりも、先輩が吸っている電子タバコの方がずっと気になって頭に入りません。

「あ、それってアイコスですかウチ(PM)の製品使って頂いてるんですね!あざーーーす!」
その人が支払ってくれたお金が、巡り巡って配当として私に還元されるのかと思うと、何だかニヤニヤが止まりません。(もちろん、心の中でですよ。)

仕事帰りにコンビニに行って、女子高生がハーゲンダッツを食べてきゃぴきゃぴ言っているのを見ると、

「どうですか?ウチ(GIS)の製品はお気に召しましたか?こうして皆様の幸せに貢献できているのかと思うと、私もオーナーとして嬉しく思いますよ。」
とほほえましい笑顔を送ることができるのです。(も、もちろん心の中でですよっ!?)

 

家に帰って風呂に入った後、たまたまつけたTVで化粧品やシャンプーのCMが出ると、

「あー、俺がこうして家でのんびりしている間も、ウチ(P&G)の企業はがんばってくれてんなー。売れて欲しいなあ。」

と、まるで従業員の労をねぎらう社長のような気持ちになれます。(もちろん、心の中でですよ。)

 

・・とまあ、こんな感じで日常のところどころで優越感に浸ることが出来ます。(←え?キモいですか?)

個別株(ブランド)は弱い自分の背中を押してくれる存在

しかしまあ、むねやんは思うわけです。

「ヴィトンの財布」を買うよりも「ヴィトンの株」持ってた方が格好良くないですか?
だって、オーナーですから。
まわりのヴィトン身にまとって歩いてる人たちは、みんな自分の顧客ですから。
(残念ながら、他人に自慢はできませんが・・。)

 

むねやんはブランド品の服には興味がありませんが、若い時の自分投資のお陰で、スーツについては少々目が肥えております。
私が持ってるスーツは、有名ブランドの一品ではありませんが、一級品の生地を確かな技術の職人さんがハンドメイドで繕ってくれたオーダーメイドですので、見た目はもちろんのこと、着心地は自分の体型にジャストフィットしているので羽のように軽く、既製品とは比べものにならないくらい抜群です。
このスーツで商談に行くと、とんとん拍子に話が進むことがよくあります。
見た目もさることながら、自分に自信をもって交渉することができるからなのでしょう。

 

ブランド品の良いところってそこだと思います。

  • 自分を奮い立たせてくれる存在。
  • あと少しのところで背中を押してくれる存在。
  • 弱い自分を少しだけ強く見せてくれる存在。

資産資財としてお金に換算出来ない価値があると私は思っています。

株式投資もいいですが、本業のパフォーマンスも上げましょう。

米国株を通じてブランドを購入し、保持する。
所詮、自己満足でしかありませんが、それで少しでも自分の背筋が伸びれば、心のカンフル剤になるのであれば、それで本業の仕事がうまくいくのであれば、お金には換算できなくても元は十分とれるのではないでしょうか?
自分という労働力も、人的資本のひとつです。資本の増大のパフォーマンスの効率化を目指すなら、こんな邪道な購入理由もありではないでしょうか?

Ate breve! Obrigado!