ごきげんいかがですか。
むねやんです。

今回は個人型確定拠出年金イデコと定年退職年齢のお話です。

iDeCoの払い込み期間が65歳延長?

どうやら個人型確定拠出年金iDeCoの払い込み期間が60歳から65歳に引き上げられる可能性があるようです。

2020年には法案を国会に提出させる予定だとか。

日本経済新聞 8/31付

むねやんむねやん

こういうのだけはホントスピーディに動くよなぁ。

はるやんはるやん

iDeCoの認知度が低くて、さほど話題にもなってないのが辛いな。

確定拠出年金iDeCoとは?

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは、自分で作る個人年金制度のことです。

加入者が毎月一定の金額を積み立て、銀行や証券会社ごとに用意された定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取ることができる制度です。

保険会社などで取り扱われている個人年金との最大の違いは、主に3つあります。

  • 株や債券など運用方法を自分で決められること。
  • 運用益が非課税であること。
  • 年末調整や確定申告で税控除が受けられること。
  • 原則、60歳まで引き出せないこと。

60歳まで引き出せないのは大きなデメリットではありますが、運用益が非課税で、かつ年末調整等にて税控除が受けられるのは非常に大きなメリットだと私は思っています。

今回、厚生労働省はこのiDeCoの引き出し時期を60歳 → 65歳へ段階的に引き上げようとしているわけです。

60歳を超えても労働せざるを得ない厳しい状況

日本経済新聞によれば、今回の報は下記のようにやや肯定的に書かれているような印象を受けました。

期間が延びれば、老後に受け取る年金は増える。60歳を超えても働く人が増えているため私的年金の仕組みを充実させ、先細りする公的年金を補う。

まさに物は言いようだなぁと思いました。

確かに納付期間が増えればそれだけ積み立てられるお金も増えますから、そりゃあ老後の年金も増えるでしょうよ。当たり前です。

税控除期間も伸びますから、一見、お得な様にも思えます。



ただ問題は、どうして受給時期を勝手に延長されねばならないのか、ということです。



「60歳を超えても働く人が増えているため」?

そもそもどうして60歳を超えても働く人が増えてるんでしょうかね?

60歳超えても年金がもらえず、退職金だけでは食べていけないからでしょう。

お金ががっぽりあるんだったら、誰が好き好んで働きますかってんですよ。



今は60歳を過ぎても働かなくてはならない世帯が以前よりも増えているという状況なんです。

冬の時代ですね。

日本政府は労働人口を何とか増やしたい

今回の背景には、

  • 日本は少子高齢化によって労働人口がどんどん減少していること。
  • 雇用確保措置等によって定年退職年齢が65歳に引き上げられようとしていること。
  • 年金受給開始が70歳まで引き上げられる可能性があること。

ということがあります。

この動きと連動させて今回のiDeCoも引き出し開始時期延長の話題が進んでいるのでしょう。



確かに日本の労働人口は減っていますし、何とかして労働人口を増やさないと若い世代の社会保障負担率が増えるばかりか、日本の国際競争力がどんどん衰えていく一方です。

私としても、このまま日本が衰退していくよりは少しでも良くなってほしいと思ってますし、定年退職年齢の引き上げも致し方ないかなと思う部分もあります。

65歳まで働くなんて正気の沙汰ではない

ただですね、よく考えて下さい。

昔の定年はもっと短かったんです。

1970年代日本では、どんな大企業であっても55歳が定年退職年齢でした。

それが1980年代以降に定年が60歳に伸び、義務化されました。

そして今回、定年及びiDeCo受け取り開始時期は65歳に引き上げられようとしています。



確かに、国民の平均寿命は延び、医療技術もどんどんと進んでいるので60歳を過ぎてもバリバリ働ける方だっていらっしゃるでしょう。

もっともっと働きたいというエネルギッシュな方には朗報かもしれません。

しかし、もともとは55歳まで働いて税金を納めていれば老後は安泰だったのに、今は更に10年働けと国の背策で打ち出しているのです。

時代の流れとは言えやむを得ないとことはあると思いますが、この受給時期延長が当たり前だと素直に受け入れないでください。

今は老人さえも働かないと国が立ち行かないという非常事態がすぐそこまで迫ってきているという異常な状況なのです。

現実を受け入れるのは辛いとは思いますが、昔に比べて我々がそれだけ貧しくなってきているということを今回のiDeCo払込期間延長の報をもって実感してもらえたらと思います。

ただ、個人的には大きなメリットもある

ただ、私としては今回のiDeCo払込期間延長はメリットもあると考えます。

それは、60歳手前での暴落リスクを減らせることです。



現行iDeCoは60歳の時点で払い込みを終了し、一時金もしくは年金で受け取れる仕組みとなっています。

もし、60歳到達直前に暴落などが起こって資産が激減した場合、景気回復まで資産を塩漬けにしたくてもできないリスクがありました。

今回の払い込み期間延長は、現在のところ希望すれば延長できる方向で話が進んでいるそうなので、もし60歳直前に暴落が起こって資産が減ってしまった場合は、景気と資産が回復するまで延長してしまうというのも一つの手だと思います。

むねやんむねやん

リスク資産から安全資産に切り替える時期を遅らせることができるのは嬉しい。

若い世代のお荷物になる前に退職したい

2013年に定められた雇用確保措置規定により、希望者を65歳まで雇用することが義務づけられました。

現在のところ、定年延長義務化は定年退職年齢が65歳まで延長された訳ではなく、希望者を65歳まで雇用することを義務付けています。

ただ今後は雇用の義務化の経過措置を設けつつ、65歳完全義務化は2025年4月からになる予定です。



新しいiDeCoの法案は今のところ、65歳払い込み期間延長は希望制にする予定のようですが、それもいつ65歳完全延長化になるとも限りません。



私は今の仕事はそれなりに満足してやっていますが、30歳を過ぎて身体の衰えや回復の遅さを日々実感しています。

そんな自分が65歳まで働くなんてゾッとします。

それに、厚生労働省「平成25年調査による簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は「男性80.21歳、女性86.61歳」ですが、健康寿命は「男性71.19歳、女性74.21歳」なんです。

65歳まで働いてしまったら、健康に余生を過ごせる時間が減っちゃうかもしれないじゃないですか~。

頭の回転が速い若い世代から小言や嫌味を言われるようになる前に、早く資産を作ってスパッと円満退職して、健康なうちに旅行に行ったり美味しいものを食べたりしてハッピーな余生を少しでも長く過ごしたいものです。

妻

あたしは65歳までバリバリ働いてもいいけどねっ!(  ̄っ ̄)フンッ

むねやんむねやん

お、おう・・。
(こりゃ定年後は専業主夫だな。)

Ate breve! Obrigado!



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