S&P500より儲かる米国株ETFを徹底比較!サテライトETFランキング・ベスト6

ごきげんいかがですか。
むねやんです。

 

以前、米国株・個人的オススメETFを紹介させていただきました。

www.munelog-america.com

 

紹介をキリのよい5銘柄に絞らせていただきましたが、しかししかし!まだまだ米国株の優良ETFはたくさんあります。
それを是非とも紹介したい!でも銘柄が多すぎて絞り切れない!

というわけで今回の企画は、かの有名なS&P500指数をアウトパフォームするかもしれないオススメ優良ETF6選をご紹介させていただきます。
特定のグロース株やセクター等に集中投資したETFが多いので、コア銘柄を補完するサテライト銘柄として参考にしていただければと思います。

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事前のご注意とご説明

  • 下記のETFは、個人の投資方針に基づいて選別しており、確実なリターンを保証するものではありませんのでご了承下さい。
  • むねやんは『株式投資の未来』(ジェレミー・シーゲル著)の投資戦略をベースとした長期分散投資によるリターンを目指しておりますので、短期的なリターンをお求めの方はご遠慮下さい。
  • 一応、ランキング形式で紹介させていただいておりますが、むねやんの好みが多分に入っておりますので、ご自身の投資方針に沿ってお好きな銘柄をお選び下さい。

米国株 サテライトETF 1位

【VHT】

名称 バンガード・米国増配株式ETF
ベンチマーク MSCI USインベスタブル・マーケット・ヘルスケア25/50インデックス
構成株式銘柄数 360
純資産総額 70.57億ドル
株価 154.62ドル
経費率 0.10%
配当利回り 1.28%
PER 23.4
PBR 4.0
出来高 90,081
売買回転率 6.7%
1年トータルリターン 24.86%
3年トータルリターン 7.54%
5年トータルリターン 17.84%

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出典:バンガードHP

 

バンガード社の、ヘルスケアセクターに特価したETFです。
シーゲル教授が過去50年以上に渡って調査したセクター別の投資リターンの研究によると、S&P500の平均リターン10.85%に対し、ヘルスケアセクターの平均リターンは14.19%と大きくアウトパフォームしていたそうです。
このリターン率は、全セクターの中で第1位となっています。

セクター名 過去50年平均リターン
ヘルスケア 14.19%
生活必需品 13.36%
情報技術 11.39%
エネルギー 11.32%
一般消費財 11.09%
金融 10.58%
資本財 10.22%
電気通信 9.63%
公共事業 9.52%
素材 8.18%
S&P500 10.85%

出典:『株式投資の未来』(ジェレミー・シーゲル著)

 

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出典:モーニングスター

グラフを見ても分かる通り、過去10年間の成績においてもS&P500を圧倒的に上回っています。

日本をはじめ先進諸国において高齢化や長寿化が進むなか、ヘルスケアセクターの経済規模は拡大していくと思われます。
従来の医薬品、病院、介護施設、医療機器などの需要は、まだまだ衰えることはないでしょう。
またバイオテクノロジーやアンチエイジング、遺伝子操作やAI関連等のハイテク・サイエンス系の業種の伸びにも期待が持てそうです。

ただし、バイオテクノロジー企業はこれからの発展が期待される分野である一方、多額の設備・研究投資が必要な他、トランプ大統領のヘルスケア関連法案の先行きが不透明なため、突如、利益が下方修正される可能性があります。
2015年のような突然の株価下落の可能性もありますので、油断は禁物ですね。

しかし【VHT】はリーマンショック時、S&P500よりも騰落率をぐっと抑えており、その後の株価上昇もS&P500を上回っています。
ディフェンシブなセクターでありながら、市場平均を大きく上回る期待値が高い、攻めて良し・守って良しの優良ETFです。

更に分散を抑えて集中投資したい方は、ブラックロック社の【XLV】(組入銘柄数64)もあります。

米国株 サテライトETF 2位

【VDC】

名称 バンガード・米国生活必需品セクターETF
ベンチマーク MSCI USインベスタブル・マーケット・生活必需品25/50インデックス
構成株式銘柄数 102
純資産総額 36.98億ドル
株価 145.35ドル
経費率 0.10%
配当利回り 2.12%
PER 21.3
PBR 4.1
出来高 73,653
売買回転率 6.4%
1年トータルリターン 12.27%
3年トータルリターン 7.73%
5年トータルリターン 12.46%

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バンガード社の、生活必需品に特化したETFです。

生活必需品セクターには、P&Gやコカコーラ、タバコ銘柄などの、人々の生活に深く根付いた企業がたくさんあります。
ハイテクセクターに比べれば地味ですし、株価の値動きも小さい、短期投資家にとっては退屈なセクターかもしれません。
しかし、生活必需品セクターは不況時にも安定した売上が見込める他、強いブランド力を持った企業も多いため、暴落時も値崩れしにくいと言われています。

また地味な分、比較的割安に株を買いやすいため、長期的に買増しし続けることによって市場平均以上のリターンを株主にもたらすと言われています。
事実、シーゲル教授の研究によると過去半世紀のセクター別リターンにおいて、生活必需品セクターはハイテク等の人気セクターを抑えて堂々の2位(平均リターン13.36%)を獲得しています。

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好景気においては他のセクターに遅れをとることもありますが、過去10年間のリターンではS&P500を大きくアウトパフォームしています。
またリーマンショック時の騰落率は、全セクターの中で最も被害を抑えた実績もあり、盤石のディフェンス力をも持ち合わせています。

コカコーラやペプシがこの世の中から無くなる世界を想像できますでしょうか?
生活必需品は我々の生活の一部として確固たる地位を築いており、そう簡単に置き換わってしまうようなものではありません。
また新興企業の参入も難しいワイドモートを築いた企業も多いため、安定感も抜群です。
現在のような相場上昇局面においてはハイテク株などに遅れを取ることも多いかもしれませんが、何度かの調整局面を迎えた後は、案外勝ち抜いている可能性が高いかもしれませんよ。

更に分散を抑えて集中投資したい方は、ブラックロック社のXLP(組入銘柄36)もあります。

米国株 サテライトETF 3位

【QQQ】

名称 パワーシェアーズQQQトラスト・シリーズ1
ベンチマーク ナスダック100指数
構成株式銘柄数 100
純資産総額 582.62億ドル
株価 155.76ドル
経費率 0.20%
配当利回り 0.83%
PER 27.17
PBR 5.17
出来高 33,185,962
売買回転率 6.4%
1年トータルリターン 32.66%
3年トータルリターン 15.87%
5年トータルリターン 20.43%

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出典:ETF.COM

QQQはNASDAQ100種に連動し、テクノロジーと消費財セクターを中心に運用するETFです。
運用会社はインベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメントLLCです。
現在、ナスダック総合指数をベンチマークとするETFは存在しないため、QQQが比較的ナスダック指数と連動性の高いETFとして使われています。
ナスダックは新興・ベンチャー企業が多く上場している市場であり、FAAMG(フェイスブック、アップル、アマゾン、マイクロソフト、グーグル)などもナスダック銘柄です。
そのためセクター割合では、テクノロジー系の銘柄が約61%を占めています。
ほとんどはアメリカ企業で構成されていますが、中国企業のバイドゥも入っています。

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過去10年間のトータルリターンは200%以上と、今回ご紹介するETFの中では最も高いパフォーマンスを示しています。
配当利回りも低いので完全にキャピタルゲイン狙いの銘柄と言っていいでしょう。

上位2銘柄に比べれば、リーマンショック時の下落が激しいですが、それでも市場平均から大きく乖離するほどではありません。
ここ最近の上昇相場だったとは言え、これだけのパフォーマンスを叩き出すのは流石です。
それだけNASDAQ新進気鋭のベンチャー企業が、確かな結果を出しつつ投資家たちを魅了してきたということでしょうか。

アメリカは日本に比べて、アマゾンやフェイスブックにようなベンチャー企業が世界有数の大企業に成長することも珍しくないお国柄です。
私の好みのディフェンシブ銘柄ではありませんが、ハイテク企業を始めとする新興企業の将来性が人々に夢と希望を与え続ける限り、QQQのはこれからも高いリターンを生み出すと予想されます。

米国株 サテライトETF 4位

【VGT】

名称 バンガード・米国情報技術セクターETF
ベンチマーク MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス
構成株式銘柄数 361
純資産総額 156.63億米ドル
株価 164.73ドル
経費率 0.10%
配当利回り 1.06%
PER 24.7
PBR 4.9
出来高 428,909
売買回転率 6.4%
1年トータルリターン 37.07%
3年トータルリターン 17.90%
5年トータルリターン 20.42%

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バンガード社の、情報技術セクターに特化したETFです。

構成銘柄もアップルやグーグルのハイテクセクターが多いです。
ビザやマスターカードなどは金融系のような気もしますが、情報技術系にも組み込まれているようですね。

情報技術セクターは今までも社会に大きな変革を起こしてきましたが、とりわけここ数年の技術革新はすさまじいものがあります。
「クラウド」や「ビッグデータ」「AI」「IoT」など様々な新技術が開発・発表されており、人々の生活をより便利で豊かなものに変えてくれると期待されています。
しかし一方で、これらの業界は常に苛烈な競争が繰り広げられているレッドオーシャンであり、生き残っていくのは非常に難しく、設備投資や研究開発にかける費用の割合は少なくありません。
ゆえに配当利回りは低いですが、その分、社会変革や技術革新による株価上昇で株主還元を行っていると言えます。

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過去10年においても、S&P500を大きく上回るパフォーマンスを示しています。
特に2015年以降の上昇が凄まじいですね。

成長企業が多いセクターは株価が割高になりがちなため、個別株では少し買いにくいと思われる方ならばETFで幅広く分散させておくのも一つの手だと思います。
情報技術セクターはアマゾンのような無配・高PERの銘柄もありますが、ビザやマスターカードのようなワイドモート企業や、IBMのような高配当成熟企業も含まれていますので、個別株に集中投資するよりは比較的安心して購入できるかと思います。

また、情報技術はもはや社会インフラ化しており、我々の社会になくてはならない存在となっています。
今後は医療や介護におけるAIロボットの活躍、金融業界におけるフィンテックの拡大、自動運転技術確立による自動車産業への参入など、情報技術の多様化はセクターの垣根を越えて更に広がっていくことでしょう。
このようなITやソフトウェアに囲まれた世界を予見するのであれば、【VGT】の購入は一考の価値ありと考えます。

米国株 サテライトETF 5位

【VUG】

名称 バンガード・米国グロースETF
ベンチマーク MSCI CRSP USラージキャップ・グロース・インデックス
構成株式銘柄数 317
純資産総額 684.47億ドル
株価 140.65ドル
経費率 0.06%
配当利回り 1.35%
PER 27.4
PBR 5.0
出来高 574,802
売買回転率 10.7%
1年トータルリターン 27.72%
3年トータルリターン 11.92%
5年トータルリターン 16.11%

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バンガード社の、グロース銘柄に特化したETFです。

やはりテクノロジーセクターが26%と構成1位ですが、他にもホームデポやコカ・コーラなどの消費財セクターも含まれています。
・・って、あれ?コカ・コーラやフィリップモリスってグロース株なんですかね?
バリュー株でもあり、グロース株でもあるってことかな?よく分かりません。

やはりグロース株を中心に構成されているだけあって、配当利回りは低いです。
しかしその分、キャピタルゲインはバリュー株よりもはるかに優秀な成績を収めています。
それに【QQQ】や【VGT】に比べれば、ほんのちょっとですが配当も多くもらえます。

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過去10年ではきっちりと市場平均をアウトパフォームしています。
流石はグロース株系ETF。キャピタルゲインはばっちりです。

過去10年においては【QQQ】や【VGT】に負けてはいるものの、チャートの動きは市場平均により近い値動きとなっています。
これは【VUG】の構成銘柄が、資産比重型のS&P500の構成銘柄に近くなるために起こる現象ではないかと推察します。
キャピタルゲインに重きを置いた「特殊型S&P500」と考えれば、単純に【VOO】や【VTI】を買うよりもよりアグレッシブな投資ができそうですね。
また様々なセクターにまんべんなく分散もされているようですから、「卵を一つの籠にもるな!」の原則から鑑みれば、案外、暴落時にも力を発揮するかもしれませんよ。

米国株 サテライトETF 6位

【VBR】

名称 バンガード・米国スモールキャップ・バリューETF
ベンチマーク CRSP USスモールキャップ・バリュー・インデックス
構成株式銘柄数 850
純資産総額 280.81億ドル
株価 132.78ドル
経費率 0.07%
配当利回り 1.79%
PER 16.7
PBR 1.9
出来高 324,266
売買回転率 18.2%
1年トータルリターン 11.80%
3年トータルリターン 9.98%
5年トータルリターン 14.97%

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バンガード社の、米国市場の小型株への投資に特化したETFです。

投資初心者の方は基本的に大企業の方が安全なイメージがありますが、より高いパフォーマンスを狙う事のであれば、将来性のある新興系の株か小型株に投資する事も重要です。
日本とは違いアメリカの小規模の企業には、かつてのアップルやグーグルのような将来性のある企業が存在する可能性も十分あります。
しかし個人投資家がそう言った企業を見つけ出すのは、かなり難しいですし、選定に手間もかかります。
【VBR】はアメリカの株式市場において時価総額の低い約1500銘柄に投資できるETFですので、小型株を一本釣りするよりは安心・安全な銘柄です。

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過去10年においては、市場平均を20%以上アウトパフォームしています。
実際、日本で人気の【ひふみ投信】は日本の中・小型株に投資・運用する商品ですし、SBI証券の人気投信である【SBI-SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ】の直近1年リターンは64.72%にもなり、S&P500を大きく上回っています。

少し心配なのは、ここ数年は市場が上昇傾向であったため小型・中型株の成績もよかったですが、ひとたび暴落・調整が入れば体力の少ない小型企業が大きなダメージを食らう可能性があることでしょうか。
市場平均と比べれば、ボラティリティも少し高めの印象を受けますが、考えようによってはその分買いのチャンスもあるともとれます。

今まで私が紹介してきたETFのほとんどは大型株に多く投資した銘柄が多かったですが、もし将来性とこれからの市場の好調を見越して小型株に投資したい方は、コア銘柄の補足として検討しても良いかと思います。

全銘柄比較(過去10年)

ご紹介した6銘柄の過去10年のチャートをまとめると以下の通りです。
(見にくくてスイマセン。)

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【QQQ】が成績1位に輝いており、そのリターンは200%を超えています。
続いて【VGT】【VHT】が150%を超える好成績を収めており、市場平均81%を大きく上回っています。

最下位は僅差で【VDC】となりました。
やはりここ10年の好調な米国株式市場において、ディフェンシブ銘柄の多い【VDC】のパフォーマンスは他の紹介銘柄に比べれば少し見劣りします。

しかしご安心を。
見劣りするとは言っても、今回ご紹介した銘柄の過去10年の成績は、全て市場平均をアウトパフォームしています。
投資妙味は十分にあるかと思います。

全銘柄比較(リーマンショック前後)

今回ご紹介したサテライトETFは、特定のグロース株やセクター等に集中投資したETFが多いので、試しにリーマンショック前後のチャートをまとめて比較してみました。

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うーん。こう見ると【VBR】の成績がちょいちょい市場平均を下回っていますね。
株価の下落が2007年8月頃から一早く下がっていますので、やはり小型株は下落相場の影響を敏感に感じ取るということでしょうか。
2009年6月の景気の底の場面でも、紹介銘柄のなかで唯一、S&P500に負けています。

一方、2009年の景気の底において最もディフェンス力を発揮したのは【VDC】であり、市場平均の-51%に対して【VDC】は-25%と騰落率を約半分に抑えています。
その後、2010年には他のETFに追いつかれてはいるものの、それまでは成績1位をキープしており、その後も上位陣に食い込んでいます。
過去10年が好景気だったため、最近のパフォーマンスにやや物足りなさを感じるかもしれませんが、もしこの10年間に複数の暴落や調整が発生していたとしたら、結果は変わっていたかもしれませんよ。

 

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総評

いかがだったでしょうか。

過去10年においてS&P500を上回る特化型ETFばかり紹介してみましたが、お好みの銘柄は見つかりましたでしょうか。
むねやんはビビリなので、やはり好みとしては【VHT】や【VDC】が好きですし、今も購入を検討中です。(まだ買ってませんけども・・。)

しかし意外だったのは【VBR】を除く5銘柄が、リーマンショック後の底の場面においても市場平均を上回る数字を示していたことです。
てっきり暴落局面には弱いものだと思い込んでいただけに、これは私も驚きました。
まあ、ド素人のたまたま取り上げた資料結果がそうだったというだけですので、根拠としては不十分だと思いますので真に受けないでくださいね。
とはいえ「グロース株やハイテクセクターは不況に弱い!」という定説を崩すまではいかなくとも、「案外大丈夫なのかもしれない。」という僅かながらの安心と希望が見えたような気がします。

 

過去10年においては、どの銘柄もS&P500を上回る成績を残した優良ETFばかりです。
構成に偏りがあるため、上記銘柄に集中投資することはオススメしませんが、ご自身のコア銘柄に付け加えるちょっとしたスパイス的な位置づけとして、ポートフォリオに組み込むのも面白いのではないでしょうか。
購入時の参考にしていただければ幸いです。

 

Ate breve! Obrigado!

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