残酷な格差社会で、私たちが何よりも最初に理解しておくべきこととは?

ご機嫌いかがですか。
むねやんです。

今回は、自分が生きているこの格差社会において最も知っておくべきことは何なのかを、個人の解釈をふんだんに交えながらお話させていただきたいと思います。

ゲームに勝つための資質とは?

突然ですが、皆さんは好きな漫画はありますか。

むねやんはギャンブルは嫌いですが、ギャンブルの漫画は好きです。
好きな漫画は『嘘喰い』です。

 

『ライアーゲーム』も面白いですね。

 

『カイジ』は数巻しか読んでませんが、これも面白いです。

 

さて、ギャンブルに勝ち続ける彼らに共通する資質は何でしょうか。
ギャンブルの才能でしょうか?冷静な判断力でしょうか?狡猾さでしょうか?

色々あるとは思いますが、私が思うにそれは「ゲームのルールの理解度と早さ」ではないかと思います。
彼らはギャンブルにおけるルールを誰よりも早く理解し、その穴を付いて勝負に出ています。

逆に、ギャンブルに負ける人たちは、そのルールを理解しないままベットする、もしくはルールを理解するまでに時間がかかっています。
その間に、主人公たちは他のプレーヤーたちを出し抜き、様々な不利な状況を覆すことができるのです。

ゲームに勝つためには、ルールの理解が不可欠

よく考えてみれば、何らかの勝負事をする場合において、ルールを理解すると言うのはとても重要なことです。

例えばサッカーのルールを知らないままプレイしたとして、試合に勝つことは可能でしょうか?
不可能ではないでしょうが、少なくとも知っっていた方が勝率が上がることは明白ですね。
ルールを知った上で、戦術まで理解しておけばなおさらです。
逆に相手の方がルール・戦術の理解度が高ければ、こちらの勝率はぐっと低くなるでしょう。

ルールをまず理解していなければ、どこまでがセーフ(安全)で、どこからがアウト(危険・違法)なのかが分かりません。
ルールが分かっていなければ、それに伴う戦術を練り上げることもできませんし、その戦術に有利になるためのトレーニングやメンバーのチョイスも不可能です。

中には有り余る才能持って試合に勝利する人もいますが、それはごくごく一部の天才の話であって、多くの凡人にそれは難しいと思います。
心技体、どれも重要なファクターですが、少なくとも一流になるためにはゲームのルールを理解するのが必要不可欠なことです。

格差社会におけるルールとは? 

では、現代社会を生きる私たちにとって、知っておくべきルールとは何でしょうか。

 

日本の社会を構成する2つの主なルールは、「民主主義」と「資本主義」です。
簡単に言うと、民主主義は政治面のルールであり、資本主義は経済面のルールです。

民主主義については知っておくに越した事はありませんが、より必要なのは資本主義のルールだと考えます。

お金について毛嫌いしようがなんであろうが、我々は資本主義社会の中で生き、資本主義社会の恩恵を受けて生活しています。
その事実はかえることができません。
ならば、自分が住むこの世界(ゲーム)のルールと原理原則を理解しておかないと、社会を生き抜く上で絶対的に不利になるのでは間違いありません。

資本主義の「残酷な」2大原則

資本主義社会のルールとは何なのか。これは大まかに2つの原則的ルールがあります。

まず、資本主義社会は「資本家」と「労働者」の2種類に分かれること。
そして資本主義社会は、厳しい「競争社会」であり、原則、「強者総取り」であるということです。

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労働力も商品であり使用価値と交換価値がある。搾取と等価交換:マルクス「資本論」

 

ピケティは『21世紀の資本論』において、「資本主義で格差は縮小する」という定説をくつがえし、19世紀から資本家と労働者の格差は拡大してきたと説きました。
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21世紀に資本家と労働者の格差は拡大するのか ピケティ『21世紀の資本論』の衝撃 | JBpress(日本ビジネスプレス)

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【経済学】資本論【解説】 ~ 超訳法則、仮説、理論

私は公平さや福祉が充実した社会は素晴らしいものだと思ってます。
弱者にも優しい、みんなが笑って暮らせる平和な世界、日本や世界もそういう形になってくれたらなと切に願っております。

 

しかし悲しいかな、資本主義社会の器この2つの原則は避けては通れない問題です。

事実、世界経済を牽引するアメリカと中国は、ともに福祉制度の充実度は先進国最低レベルです。

中国については不勉強ゆえ詳しく知りませんが、アメリカについては、アップルやGoogle、アマゾンなど、世界に様々なイノベーションを生む大企業が多数存在します。
これら企業の技術は私たちの世界を豊かに便利にしてくれているものであり、なんだかんだといったところで、それらなしに今や我々の生活は成り立たちません。

上記の原則は嫌いだ、納得がいかないと言うのであれば、日本やアメリカなどの資本主義社会から離れて生活すればよいのでしょうが、地球上にそんな世界はほとんどありません。
それに、いくら我々労働者が文句を言ったところで、彼らの作り出すモノや技術なしに生きていくことは難しいです。
つまり労働者は、事実上、自由のない存在だということであり、それだけ弱い立場だということです。

我々に生きる世界は、弱者にとって残酷な社会なのかもしれません。

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http://infofreestyle.com/capitalist

ならばどうする?

この事態を打破するには、どうすればよいのでしょうか?

資本家側に回ってしまえばいいのかもしれませんが、それは当然、一朝一夕にはいきません。

ならばまずは、資本主義社会やこの世界全体についてのルールを知るところから始めましょう。
そして、資本家サイドから一方的に搾取され労働を強いられないよう対策を立てましょう。

勤労は美徳ですが、世界について何も知らないまま闇雲に頑張るだけでは、知恵も人脈も資産も持っている強者にいい様に搾取されて終わるだけです。

無理に労働者から資本家にクラスチェンジせよとはいいませんが、少なくとも一方的な搾取を防ぐための術を身に付けなければなりません。
さもないと、自分や大事な人たちを様々な障害から守ることは難しいでしょう。

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10分でわかる世界史Bの流れ!近代ヨーロッパ(7)〜社会主義思想の始まり〜 | Histrace -センター世界史Bを楽しく学ぶ-

総評

いかがだったでしょうか。

私もものぐさな人間ですので、勉強や努力はなるべくしたくありません。
のんびり楽しく生きていけるならそれに越したことはありません。

しかし今こうしている間にも、資本主義社会における労働者というプレーヤーは、資本家サイドから一方的な搾取を受け続けています。
格差社会は悪だと声高に唱えたところで、その差は日々広がっていく一方です。

ラットレースから抜け出すには、革命を起こすか、資本を蓄積し経済的自由を手に入れるしかありません。
それが、我々が生きる世界の根源的なルールなのです。

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http://higoan.jp/gift/2017/09/28/私が「資本家>投資家>経営者>労働者」という/

 

資産や権力のある彼らにいきなり追いつく事は難しいですし、資本家になれば幸せになるのかといえばそうではありません。
しかしだからといって、搾取する側にいいように使われ続けるのも癪なので、私はなるべくこの状況から抜け出せるように抗ってみようかと思います。
資本主義の基本原則を学ぶ事は、そのための第一歩です。

 

まずは「ルール」を理解しましょう。
それなら、資産のあるなしは関係ありません。チャンスは平等です。
資産家側になるのか、労働者のままいるのか、考えるのはそれからでもいいのではないでしょうかね。

差し当って、私は「投資家」目指してやってみますかね!
「労働者と投資家のいいとこどり」っていうのが理想的です。

 

Ate breve! Obrigado!

 

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