ジュニアNISAではETFより投資信託がオススメ!その理由は?

ごきげんいかがですか。

むねやんです。

今回は、ジュニアNISAにおけるおすすめの米国株。世界株買付資産ついてお話しします。

まずは結論

まず結論から述べますと、大多数の人、特に投資初心者にとってはジュニアNISAにおける積み立て資産はETFより投資信託が最適解であると私は考えます。

その理由について詳しくお話します。

なお私は米国株投資家ですので、海外株取引を前提としてお話しさせていただきます。

管理の手間が少ない

ジュニアNISAは年間投資枠が80万円と制限があります。

これをETF、例えば全世界株のVTや米国株S&P500系のVOOなどを買うとなると端数が発生するため、日本円80万円の枠をピッタリ使い切ることは困難です。

枠を使い切るためには、端数分を投資信託等で買い付ける必要があり、管理が若干ですがややこしくなります。

(証券会社によっては円建てで購入できる場合もありますので、その場合は問題ありません。)

 

加えて、海外資産を買うとなるとどうしても為替の影響が出てきます。

為替コスト最安値の住信SBIネット銀行は15歳未満の口座開設ができないため、為替手数料の安いネット証券でも25銭程度のコストが発生します。

無論こちらは外国株投資信託を購入しても発生するのですが、為替差額は投資信託の価格に内包されているため神経質な人でなければ特に気にならないと思います。

中身は概ね同じでも、取り扱い方が若干ですが投資信託の方が簡単に思われます。

配当再投資がやはり強力

投資信託の最大のメリットは分配金再投資を自動で行なってくれる点でしょう。

NISAや外国税還付を利用すればETFでも国内課税分を抑えた再投資は可能ですが、購入や還付申請を自分でしなければならないため一手間が必要になります。

配当金が少なければETFの価格に達するまで貯めなければいけないのもデメリットです。

 

またジュニアNISAでは年枠80万円を越えた場合の個別株やETF 等の配当金再投資はできません。

一方投資信託の場合、年枠80万円の買い付け分の分配金再投資が自動で行われるため非課税枠をより多く効率的に利用することができます。

ただし私はETFを買っています。

ただここまで投資信託の良さを並べた上で、私はあえてETFを購入しております。

それは管理コストが割安なのもありますが、投資信託に比べて米国株ETFは資産額及び歴史の長さが圧倒的に大きいからです。

 

ジュニアNISAは今後10年以上かけて資産を増やしていく長期運用向けの制度です。

よって、今後10年以上経っても確実に存在する商品を購入しなくてはなりません。

投資信託ももちろん優良な商品がたくさんあるのですが、歴史の長い米国株ETFと比べれば資産額や設定日の浅さに若干の不安が脳裏をよぎります。

まあeMAXIS Slimインデックスシリーズやニッセイインデックスシリーズを買っておけばまず間違いはないのでしょうが、将来的に償還のリスクがありそうな商品はジュニアNISAでは買わない方が賢明だと思います。

まとめ

ジュニアNISAで米国株を購入する場合、ETFよりも投資信託の購入をオススメします。

ただし、個々人の好みでETFを購入しても全然OKです。

償還リスクの少ない、10年後20年後も確実に存在し好成績を収めているであろう優良なファンドを選ぶ必要があることだけは忘れないようにしてくださいね。

ご意見、ご感想お待ちしております。

以上、むねやんでした。

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