
ごきげんいかがですか。
むねやんです。
今回はSBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)オススメ商品の紹介です。
確定拠出年金iDeCoとは?
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは、自分で作る個人年金制度のことです。
加入者が毎月一定の金額を積み立て、銀行や証券会社ごとに用意された定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取ることができる制度です。
保険会社などで取り扱われている個人年金との最大の違いは、主に3つあります。
- 株や債券など運用方法を自分で決められること。
- 運用益が非課税であること。
- 年末調整や確定申告で税控除が受けられること。
- 原則、60歳まで引き出せないこと。
60歳まで引き出せないのは大きなデメリットではありますが、運用益が非課税で、かつ年末調整等にて税控除が受けられるのは非常に大きなメリットだと私は思っています。
60歳までに老後のまとまったお金を準備したい方や、節税対策として利用したい方には是非おすすめです。
SBI証券iDeCoのメリット
SBI証券iDeCoのメリットは何といっても口座管理手数料・運営管理手数料が無料!
加えて業界随一のラインナップの充実さでしょうか。
実は先日、SBI証券iDeCoに新プランが追加されました。
その名も「セレクトプラン」!
この結果、【eMAXIS slimシリーズ】などの優良ファンドSBI証券iDeCoにてが取り扱い可能になりました。
今までiDeCoに関しては、楽天証券やマネックス証券のiDeCoに後塵を拝していたSBI証券でしたが、これにより「iDeCoオススメ証券№1」の座に返り咲きそうです。
セレクトプランのラインナップは、過去記事にてまとめてありますのでそちらを参考にしてみて下さい。
かなり厳選した低コストファンドばかりですので、これは期待がもてそうですよ。
ごきげんいかがですか。 むねやんです。 今回はSBI証券の確定拠出年金iDeCoに新プランが導入されるお話です…
資産運用なんて分からないという初心者のために
とはいえ、いきなり資産運用と言っても初めての方は非常に不安だと思います。
そこで今回は、僭越ながら私が厳選した低コスト優良商品の一部をご紹介したいと思います。
投資の世界に「絶対儲かる商品」などはありませんが、例えば過去にアメリカS&P500指数に連動するインデックス商品を購入して20年間ほったらかしにしておけば、20年後には3.2倍になっていたというデータもあります。
20年以上の長期に渡って優良な商品をコツコツ積み立てていけば堅実に資産が増やせると私は信じ、私はそれを実践しております。
初心者やこれからiDeCoを始めようと思っている方は参考にしていただければ幸いです。
紹介前のご注意
ちなみにですが、私の投資方針は以下の戦略をとっております。
- 20年以上の長期投資、及びある程度の分散投資を心がけて、じっくり資産を増やします。
- 先進国、特にアメリカ地域への投資が最もコスパが高いと考えます。
- アクティブ投資よりインデックス投資の方が長期投資において堅実で負けにくいと考えます。
- 信託報酬などのコストはなるべく低いものを選びます。
- 長期におけるインフレを考慮すると、債券等の資産分散は不要と考えます。(株式100%投資)
- 投資は全て自己責任です。
ですので、
「1か月で資産を何倍にも増やしたい」
「iDeCo解約期限(60歳)まで数年しかない。」
などの短期投資を目指しておられる方は当方のオススメ商品は向かないと思われますのでご注意下さい。
ご機嫌いかがですか。 むねやんです。 前回までは、むねやんの昔話に長くお付き合いいただきありがとうございました…
個人的オススメ商品紹介
eMAXIS Slim先進国株式
項目 | |
---|---|
設定日 | 2017年2月27日 |
投資資産 | 株式 |
指数 | MSCIコクサイ Index |
投資地域 | 米国・欧州 |
構成ファンド数 | 172本 |
純資産 | 22,598百万円 |
信託報酬 | 0.11772% |
売買手数料 | なし |
為替ヘッジ | なし |
やはり一番にオススメするのはこちらですかね。
【eMAXIS slimシリーズ】は、日本投資信託界において常にコスト業界最安を宣言し「異次元の低コストファンド」と言わしめたまさに革命的商品群。
【eMAXIS Slim先進国株式】はその先駆けとなった商品です。
信託報酬は0.11772%と国内最安かつ今回ご紹介するファンドの中でも最安です。
純資産額の増加率や過去リターンについても申し分なし。
米国だけでなく欧州にも広く投資していますし、分散効果もバッチリです。
個人的には米国株投資家として、次にオススメする商品を押したいところではありますが、過去の実績と資産規模を鑑みれば現状はこちらに軍配かなと考えてます。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
項目 | |
---|---|
設定日 | 2018年7月3日 |
投資資産 | 株式 |
指数 | S&P500 Index |
投資地域 | 米国 |
構成ファンド数 | 211本 |
純資産 | 4,317百万円 |
信託報酬 | 0.1728% |
売買手数料 | なし |
為替ヘッジ | なし |
低コストファンド【eMAXIS slimシリーズ】のアメリカ地域集中投資版です。
何だかんだ言っても世界経済はアメリカ中心に回っており、実際、社会でイノベーションを起こしてるアマゾンやグーグル、アップルやフェイスブックなどの有名グローバル企業はほとんどアメリカ企業です。
またアメリカという地域は株主還元にも積極的なお国柄でもあるので、その主要指数であるS&P500指数連動インデックスファンドに投資しておけば堅実だとかのウォーレンバフェット御大も申しておられます。
信託報酬は0.1728%と十分すぎるほどの低コスト。
設定日こそ浅いものの、既に純資産は40憶円を超えていますので、今後の伸びにも期待が持てます。
個人的には一番応援しているファンドです。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く⽇本)
項目 | |
---|---|
設定日 | 2018年3月19日 |
投資資産 | 株式 |
指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・ Index |
投資地域 | 全世界(日本除く) |
構成ファンド数 | 181本 |
純資産 | 2,337百万円 |
信託報酬 | 0.15336% |
売買手数料 | なし |
為替ヘッジ | なし |
同じく低コストファンド【eMAXIS slimシリーズ】の全世界投資版です。
インデックス投資界隈では「全世界に分散投資しておけば、どこの国が破綻してもフォローできるし、資本主義社会が拡大する限りリターンが得られる」と言われています。
ですので長い間、米国バンガード社ETFの【VT】を買うのが最善だと言われていましたが、ついに国内取扱い投資信託にも優良な全世界ファンドが誕生しました。
生き馬の目を抜く現代競争社会において、将来中国や他の国が世界経済を牛耳る可能性はゼロではありません。
そんなときでも全世界に分散投資しておけば、資本主義社会が崩壊しない限りは将来的に恩恵を受け続けられると言われています。
信託報酬は0.15336%と十分すぎる低コストです。
将来の安心を優先するならこちらのファンドをお勧めします。
因みに、SBI証券iDeCoには他にも【SBI・全世界株式インデックス・ファンド】という低コスト優良ファンドがあります。
こちらも凄く良い商品ですが、違いは日本株式を含むか含まないかです。
国内資産はサラリーマンなら会社から円で受け取っていますので、今回は敢えて日本株式を含まない【eMAXIS Slim 全世界株式(除く⽇本)】を紹介しましたが、【SBI・全世界株式インデックス・ファンド】でも特に問題はないかと思います。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
項目 | |
---|---|
設定日 | 2017年5月9日 |
投資資産 | 株式・債券・REIT |
指数 | 合成ベンチマーク |
投資地域 | グローバル(日本含む) |
構成ファンド数 | 263本 |
純資産 | 16,330百万円 |
信託報酬 | 0.17172% |
売買手数料 | なし |
為替ヘッジ | なし |
投資の世界では「卵は一つの籠に盛るな。」という格言が古くからあります。
個人的には将来のインフレを考慮した場合、株式集中投資で問題ないと考えていますが、投資の原則にのっとって債券や不動産も準備しておきたいならこちらの【eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)】をおすすめします。
こちらの商品は各資産に均等に投資するよう設計されているので、リバランスの必要がなく管理が楽チンです。
また株式と債券は反する動きをしますので、株式市場が暴落した場合、債券がクッションの役割を果たして資産の減産を守ってくれると言われています。
リターンは抑えても良いので、とにかく安心安全を重視される方はこちらの商品などいかがでしょうか?
所感
いかがだったでしょうか?
【eMAXIS Slim シリーズ】ばかり紹介してしまいましたが、これは私が三菱UFJ国際投信さんの回し者というわけではなく、私個人が心底これがよいと思ったものを厳選した結果がこうなったというわけです。
セレクトプランにはほかにも、【eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)】や、【eMAXIS Slim 新興国株式インデックス】などの優良ファンドがたくさんあります。
また、個人的にはインデックスファンドをオススメしておりますが、国内には【ひふみ年金】という十分な実績のあるアクティブファンドもありますので、こちらも悪くはありません。
資産運用はあきらめて【あおぞら銀⾏あおぞらDC定期(1年)】で節税対策のみを享受するのもアリだと思います。
詳しくはSBI証券HPをご覧ください。
SBI証券iDeCo
何にせよ、SBI証券iDeCoのセレクトプランには優良ファンドが目白押しです。
手数料目当てもボッタクリ商品はなさそうですので、少なくともそれだけは安心してもよさそうです。
iDeCo引き出しは60歳までと長い期間の運用になりますが、よく吟味してコツコツ積み立てして、ハッピーな老後を一緒に目指していきましょうね!

ただし、投資は成功も失敗も自己責任でお願いしますね!
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