仮想通貨暴落に狂乱・絶望する投資家を見て考えさせられたこと

ごきげんいかがですか。

むねやんです。

 

今回は、ちょっと他人事ではないなと身につまされる思いをした経験をお話させていただきます。

 

仮想通貨の暴落

年始から仮想通貨の暴落が激しいようですね。

むねやんは仮想通貨を持っておりませんので正直、対岸の火事でしかありませんが、高値で仮想通貨を購入された方は気が気ではない状態ではないかと推察します。

先日はコインチェック問題もあったところですし、仮想通貨自体に問題がなくとも、その他の部分でまだまだ穴や抜け道のようなものがあるのかなぁと素人ながら考える次第です。

 

 

そんな折、フォロワーさんから以下の記事をご紹介いただきました。

PCは粉々、壁はボコボコ…… 仮想通貨の暴落で絶望する韓国の投資家たち | BUSINESS INSIDER JAPAN

 

記事には、

一部で「仮想通貨の大虐殺」とも呼ばれた仮想通貨の暴落の後、韓国のオンライン・コミュニティー「DC Inside」には、ユーザーの過激なコメントや、怒りのあまり破壊した物の画像が投稿されていて、彼らの苛立ちぶりがよく分かる。

と書かれており、また画像を見た記者は

こうしたコメントや画像はおもしろい。

 と評しています。

 

 

しかし、私にはこれらの画像が面白いとはとても思えませんでした。

最近はイイネほしさに過激なパフォーマンスをする人もいますので、もしかしたらやらせなのかもしれませんが、それでもこれら画像に「人間の根源的な狂気」を私は感じました。

 もし自分の株式が暴落して、手持ちの資産がほぼ紙屑のような状態になったとしたら、、、

私も彼らのような行動を起こさないとも限らないのかなと思った次第です。

 

記事の一部を紹介

あるユーザーはこう書いた。「45%を失って、モニターを粉々にした」

壊れたモニター

 

dcinside

こちらのユーザーは、もう取り引きはしない、ラップトップを投げ捨てたと言う。少し落ち着いてから開いてみると、壊れていた。

壊れたラップトップ

 

dcinside

こちらのユーザーは、イライラを発散するために浴室へ行ったのだと言う。「やっちまった……。で、どこでシャワー浴びればいい? 」

壊れた浴室

 

dcinside

リップル(Ripple)のある投資家は、50%を失い、モニターを壊した。「もし自分がまた仮想通貨の取り引きに参加したら」彼は言う。「人間じゃない」

壊れたモニター

 

dcinside

こちらの投資家は35%を失い、モニターだけでなく、机まで破壊したと言う。

壊れた机

 

dcinside

このユーザーは、食事中に反応してしまったのだと言う。「なんで俺の人生はいつもこんな風になるんだ? 」「掃除する気にもならないよ」

床に散らばったままの食事

 

dcinside

「邪魔しないで」約7万5000ドル(約830万円)を失ったあるトレーダーは言う。「何をするか分からないよ」

粉々になったパソコン

 

dcinside

こちらのユーザーは、椅子でドアを殴ったと言う。「死んだ方がまし? 」

めちゃくちゃになったドア

 

dcinside

別のユーザーは、気分が悪くなって、顔を洗いに行ったのだと言う。結果、洗面台を壊しただけ。

壊れた洗面所

 

dcinside

別のトレーダーは言う。「最悪だ。どうにもならない。最低だよ。何もかも諦めた」

 

壊れたドア

所評

 

いかがだったでしょうか。

 

お断りしておきますが、私は彼らを嘲笑うつもりは微塵もありません。

かといって味方をするわけでもなく、結構ドライに捉えているつもりです。

 

 

投資は突き詰めれば自己責任です。

ですから、彼らが損をしても得をしても、私には関係のない話です。

(CC問題では企業側にも責任があるのかもしれませんが、詳しく調べていないのでここでは言及しません。)

 

ただ、どこに責任があるのかはさておき、暴落や○○ショックなど事件が一度起これば、人間はこれほど自己を見失うまでに狂気し、絶望してしまう可能性があるということ。

そして、投資家には常にそういったリスクを負っているということを忘れてはいけないと感じました。

 

 

今回は韓国に関する記事でしたが、国籍は特に関係ないと思います。

きっと日本人だって、こんな風になる人いるんじゃないでしょうか。

 

最近、株式について勉強してきたおかげでだいぶん知識も増え、それに伴って自信もついてきました。

しかしいつの間にか自分にも「生存バイアス」がかっているのかもしれません。

リスクに鈍感になり、油断し始めると何事も危険です。

 

 

リスクをとらないとリターンは得られません。

そして、リターンを得るためにはリスクを負わなくてはなりません。

 

リスクの意味と怖さをちゃんと理解して、慢心することなく投資を続けていかなくてはいけないな、と改めて考えさせられた出来事でした。

 

投資ってやっぱり、難しいですね。

でも、これからも私は地味なディフェンシブ株をコツコツ積み立てながら、長く投資を続けていきたいとおもいます。

皆さまも一緒にがんばりましょう!

 

Ate breve! Obrigado!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
↑↑本日も応援のポチ、よろしくお願いいたします☆