本当は怖い?高還元カードKyashに潜む致命的なデメリットとは?

ごきげんいかがですか。
むねやんです。

今回は高還元プリペイドカード「Kyash」の致命的なデメリットについてのお話です。

Kyashは高還元最強カードの一角

Kyashといえば、クレジットカードを凌ぐ高還元プリペイドカードとして人気急上昇のお得カードです。

還元率は脅威の2%

低金利政策が続き、クレカの還元率がどんどん改悪されていく中、この高還元はかなりオイシイと思います。

他のクレカやスマホQRコード決済との併用が可能!

しかもこのカードの凄いところは、Kyashの引き落とし口座をクレジットカードに設定できるところです。

これにより、例えば還元率1%の楽天カードを利用した場合

  • Kyash(2%)+楽天カード(1%)=3%

と、このようにポイントの2重取りが可能になります。

 

さらに!

今話題のスマホQRコード決済を利用すれば、例えば通常還元率0.5%のPayPayを利用した場合、

  • PayPay(0.5%)+Kyash(2%)+楽天カード(1%)=3.5%

となり、ポイントの3重取りが可能になります。

スマホ決済は引き落としクレカやキャンペーン利用との相性によって還元率が変わるので、必ずしもKyashが一番得になるとは限りませんが、クレカとの併用が常時可能なKyashを選択肢のひとつとして置いておくのは良いことです。

 

さらにさらに!

Pontaカードや楽天ポイントカードなどの提示カードを利用すれば、ポイントの4重取りも可能になります!

例えばPontaカードを利用した場合、

  • Pontaカード提示(0.5%)+(PayPay(0.5%)+Kyash(2%)+楽天カード(1%))=4%

となります。

キャンペーン期間を利用すれば、さらに還元率は高まるでしょう。

 

これはKyashを利用するっきゃないですね!

むねやんむねやん

勿論、私も利用してますよ~。

絶対に覚えておくべきKyashの致命的なデメリット

Kyashは確かに高還元率のお得カードです。

しかし、このカードが持つ致命的なデメリットは皆様はご存知でしょうか?

 

月当たりの上限が決まってるとかそういう小さなデメリットではなく、もっと危険性の高い問題点です。

考えようによっては、一般的に流布しているクレジットカードよりも損かもしれませんよ?

 

今回は私も利用しているKyashのデメリット3点を敢えて取り上げたいと思います。

スキミングの危険性が高い

ひと昔前のクレジットカードは「スキャンタイプ」が主流でした。

スキャンは磁気により情報を記録しており、コストは安いのですが、情報量が少なく単純であるため、スキミングによって情報を盗まれるリスクがありました。

むねやんむねやん

昔はスキミング対策用の金属製のカードケースがあったんですよ。

しかし、最近のクレジットカードはほぼ「ICチップ」がついています。

政府の政策により、クレジットカードのICチップ搭載が義務化されているからです。

 

ICチップはスキャンタイプのカードより情報量が多く、セキュリティもかけられるため、情報を盗まれる可能性が格段に減りました。

 

さてここでKyashに話題も戻しますが、Kyashリアルカードもスキャンタイプであり、ICチップは非搭載です。

高還元率を維持するために、あえてコストの安いスキャンタイプのカードにしているのかもしれません。

リアルカードを持ち歩かずバーチャルカードのみで利用されるのであればさほどリスクはないでしょうが、スマホ決済のできない店舗でも利用するために、外出の際は持ち歩く方も多いのではないでしょうか。

その場合、スキミング等により情報を不正に盗まれる可能性があることは念頭に入れておくべきでしょう。

因みに、スキミングはかざすだけで1秒もかからないうちにデータを抜き取ることができます。

盗まれたデータを利用して身に覚えのない巨額の請求をされないように気を付けましょう。

むねやんむねやん

知らない間に情報を抜き取られて、カードを悪用されるなんて怖すぎますよね、、。

不正使用の保証がない

多くのクレジットカードは、第三者に不正利用をされたた場合、請求金の補償をしてもらえるます。

しかし、Kyashの利用規約には以下のような記載があります。

簡単に言いますと、Kyashを不正利用をされた場合、本人の過失如何に関わらず補償はされないというものです。

第12条 非保証及び免責
弊社は、本サービスの内容・品質・水準、本サービスの安定的な提供、本サービスの利用に伴う結果等については、一切保証しません。
本サービス提供において、ユーザーが行った不正確、不適切、不明瞭な内容、表現、行為等により、ユーザー及び第三者に対して損害が生じた場合、故意・過失の有無にかかわらず、弊社は、当該損害について一切責任を負わないものとします。
弊社は、ユーザー等に対して、適宜ユーザー等の便宜となる情報提供やご案内を行うことがありますが、その義務を負うものではありません。また、その情報提供やご案内の正確性や有用性を保証しません。
本サービスに関連するコンテンツの中に、コンピュータウィルス等有害なものが含まれていないことに関しまして、一切保証しません。本サービスに関連するコンテンツの中に、コンピュータウィルス等有害なものが含まれていたことにより生じた損害について、ユーザー及び第三者に対して弊社は一切責任を負わないものとします。
ユーザーが利用した機器・通信回線・ソフトウェア等によりユーザー又は第三者に生じた損害に関しまして、弊社は一切責任を負わないものとします。
本サービスへのアクセス不能、ユーザーのコンピュータにおける障害、エラー、バグの発生等、及び、本サービスに関連するコンピュータ、システム、通信回線等の障害に関しまして、弊社は一切責任を負わないものとします。
ユーザーが書き込んだ他のウェブサイト等へのURLにより、そのリンク先で生じた損害に関して、弊社は一切責任を負わないものとします。

Kyash

バーチャルカードであれば24時間の利用上限が3万円なので、仮に被害を受けても早めに気付けていれば被害は最小限に食い止められるかもしれません。

しかし、このネット社会において情報の盗ませた上に不正利用をされ、その補償をされないというのはかなり怖いものがあります。

因みにこの免責条項は、リアルカード、バーチャルカード問わず適用されます。

むねやんむねやん

補償がないっていうのはかなりリスキーですよね、、。

システムが不安定なうえ、サポートが遅い

個人的に一番困るのが、Kyashのシステムエラーが多く、サポートが非常に遅いということです。

 

Kyashは磁気データだからなのかよく分かりませんが、よく決済エラーになります。

大体は決済不成立で終わるのですが、時折、2重に引き落とされたりすることがあります。

これだけでも結構困りものです。

 

そして、運営側に問い合わせをして事情を説明するのですが、その際の返金手続きが非常に面倒です。

まず回答が遅いです。2日くらいで返事がくればまだ早い方で、遅ければ5~7日くらい待たされます。

そこからレシートや使用店舗の確認と情報提供を行うのですが、この処理や返事もまた更に遅いため、約2~3週間くらい待たされることが多いです。

他の有名クレジットカードの返金処理は非常にスピーディで、早いと2日くらいで処理完了のメールを頂けるのですが、Kyashは高還元を維持するためにサポートのお金をかけていないからか、処理がかなり遅く非常に不便な印象を受けます。

むねやんむねやん

ネットやスマホに慣れている私ですらこうなのですから、年配の方やネットに慣れていない方なんかは更に苦労するでしょうね。

結論

あるデータによると、日本人の場合、収入の約10%程度を保険にかけておく傾向にあるようです。
それくらい、日本人はリスクをとらず損を嫌う民族性ともいえます。

 

となるとですよ。

  • 「還元率1%のセキュリティ・補償・サポート付きクレジットカード」
  • 「還元率2%のセキュリティ・補償・サポート無しクレジットカード

ってどちらが得なんだって話ですよね?

 

私としては、

還元率を通常より1%UPさせるために、セキュリティ・補償・サポートをスポイルしてしまうのは果たして得と言えるのか?

と疑問に思います。

 

なぜなら、仮に不正利用されて、その被害を1日利用上限の3万円で阻止したとしても、その3万円分のポイントの元をとるためには、150万円の利用が必要になるからです。

通常クレジットカードとの差額1%を埋めるとするならば、元を取るには300万円使わなくてはなりません。

 

これって凄く割に合わないと思いませんか?

 

たしかにKyashはポイント還元率の高いお得なカードです。

しかし、その根底に潜むリスクを承知でKyashを利用している方は果たしてどれくらいいるのでしょうか?

ネットを見るとKyashのメリットしか取り上げていない記事を多く見かけますが、その良い情報だけを鵜呑みにして、他のクレジットカードを同じように扱っていると、あとで大変な目に合うかもしれませんよ。

それだけは、くれぐれもお忘れないように。

むねやんむねやん

目先の高還元ばかりに気を取られず、リスクもちゃんと理解しておきましょうね!


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