FIRE批判に物申す!私がをFIREを目指している本当の理由と目的

今回は、私がFIRE(経済的自立+早期リタイア)を目指している理由ついてお話しします。

まずは結論

まず結論から述べますと「人生目標を設定しておくと、仮に仕事やお金で辛い状況出会ったとしても未来志向でポジティブに生きられるから。FIREを目標としておくと、リタイアまでの時間を楽しい待ち時間に変換することができるから。」と私は考えます。

その理由について詳しくお話します。

楽しい時間があっという間に終わるのはなぜ?

皆様は今、楽しみにしていることはありますか?

私は、来月予定している家族とのキャンプを非常に心待ちにしています。

キャンプは手間もかかって面倒ですが、その手間をかけて作ったたわいもない時間がまた貴重に感じられてとても良いものです。

妻も子供もキャンプを楽しみにしてくれてますし、私も今からウキウキが止まりません。

 

ところで、ある調査によれば、人は「◯◯を楽しみにしている。」と想像・妄想するだけで、幸せの脳内物質エンドルフィンが27%も増加することが分かっています。

つまり、「将来の幸せ」を持っていたり想像したりするだけで、人は今からでも簡単に幸せを感じることができるそうです。

楽しみを待つ、というのもまた幸せということでしょうか。

 

また、皆様も「楽しい時間はあっという間に過ぎるのに、退屈な時間はとてつもなく長く感じる。」という経験はお持ちではないでしょうか?

時計で計測される時間はいつもどこでも同じ感覚を保つものですが、認知的には時間経過はその人の主観によって伸び縮みすると言います。

これは人がその時間経過に対して意識を向けられる頻度が高いほど、時間は長く感じられるそうです。

 

かつてアインシュタインは、相対性理論の意味を聞かれてこう答えたそうです。

「熱いストーブの上に手を置くと、1分が1時間に感じられる。でも、きれいな女の子と座っていると、1時間が1分に感じられる。それが、相対性です!」

 

物理学としての相対性理論と直接関係する話ではないですが、人の時間感覚は人や状況によって相対的に変わるというユニークな表現になっています。

つまり、楽しいことや夢中になれることで頭をいっぱいにしておけば、時間はあっという間に過ぎてしまうということです。

FIREする達成感と開放感を想像してみよう

さて、私はサラリーマンをしている傍ら、投資や不動産、ブログ運営によって資産形成を図っており、ゆる〜くではありますがFIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指しています。

 

実は初めはFIREは目標ではありませんでした。

経済的独立は達成したかったですが、今の仕事もそれほど嫌いではなかったので、早期リタイアについては「できたらやってみようかな。」くらいのぼんやりとした目標でしかありませんでした。

 

ところが、実際副収入を得ながら生活を始めると、資産形成をしながら目標にズンズン近づいていく感覚が非常に快感になっていきました。

そして「FIREを達成したら、まだ若いうちにアレもコレもしてみたい!」という新たな欲が生まれてきました。

FIRE後の仕事に追われない自由な生活、やりたいことをいつでもやれる人生を想像していると、投資のための勉強や節約も苦ではなくなって行きました。

そしていつしか、大変な仕事や煩わしい職場の人間関係も「FIREを達成するまでの辛抱だ。」と思えばさほど苦でもなくなり、仕事とプライベートもアッサリ割り切れるようになりました。

 

どこかの安いキャッチコピーみたいで恐縮ですが、

「FIRE目指したおかげで人生観変わりました!」

となりましたww

 

ネットではFIREに否定的な意見もちらほら見られます。

「若くして早期退職しても暇になるだけ。」

「無理してカツカツの節約生活して何が楽しいの?」

「労働や人とのやりとりの中にこそやりがいや生きがいがあるのでは?」

「収入を失った後投資に失敗したらどうするの?」

「FIRE自体が目的になるのはおかしい」

 

どれも一理あると思いますし、全く間違った意見とは私も思いません。

ただ私の意見としては、「60歳(65歳?)の定年まで仕事をしなければならない。辞めたくても辞められない。」と考えながら仕事をするのは非常に苦しいですし、時間も長く感じてしまいます。

それよりも「少しでも早く経済自立を果たして、早く自由な生活を満喫したい。」と想像しながら仕事した方が、メンタル的にも楽に仕事に向かえると考えています。

 

実際に早期リタイアするかどうかは別として、リタイア後の生活を妄想するだけでもエンドルフィンが脳内にドバッと出てくるわけですから、簡単に幸福を感じることができます。

そして、リタイア後の自由な生活を楽しみにしているだけで、辛い仕事でも集中して取り組めますし、時間も早く過ぎ去るようになります。

いや、むしろ一層仕事に集中し成果をあげて、本当に仕事が早く終わるくらい仕事が順調になるかもしれません。

 

少なくとも私は、FIREを目指すようになってから仕事のストレスは減りましたし、前よりも業務が好転するようになりました。

何せ「あと20年以上仕事が残ってる。」と思う人と「あと5年で早上がりできる」と考える人とではプレッシャーも集中力も格段に違いがあります。

良い意味で、肩の力が抜けて思い切った発言や取り組みができるようになりました。

FIREを一つの目標として仮設定しても良いのでは?

以前にもブログでも申し上げましたが、人は何か目標を作らないと道を見失いやすくなります。

例えるなら、目的もなく車を走らせているような状態です。

 

明確な人生の目標があるのなら別ですが、それもなくただただ毎日しんどい気持ちで生活しているなら、一度FIREを目指してみてはいかがでしょうか?

目指すのは無料です。妄想するだけでも良いです。

それだけで、脳内の幸せホルモンがあなたを幸福に誘ってくれます。

そして、資産形成をしてそれが現実味を帯びれば帯びるほど、幸せの感覚はより強く容易に授かれるようになります。

実際、私は投資を始めてまだ10年程度ですが、資産3000万円のアッパーマス層まで後少しのところに来ています。

普段の生活を節約してお小遣いを投資に回していますが、ここまで積み上がると少々の我慢は一つも苦にならなくなります。

生活にも気持ちにもゆとりがうまれ、悩みがグッと減ることになります。

 

FIREは一見、人生における「逃げ」にように思われるかもしれません。

しかし使いようによっては、人生をよりエキサイティングでハッピーにしてくれる「攻め」のツールにすることもできます。

さぁ、FIREでなくとも良いので、皆様、人生における目標、未来に待っている楽しみを今からでも作ってみませんか?

そうすれば今この時間も、ディズニーランドの行列のように楽しい待ち時間にすることができますよ。

 

ご意見ご感想、お待ちしております。

以上、むねやんでした。

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